鞍懸 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

さて、先々週の土曜日

或るところで二十分ほど時間を頂き、特定のイチ城のことをおはなしする機会を頂きました。

本来なれば、その場にいらっしゃった方々のよく知った、或いは興味を持って頂いて気軽に訪問できる城をチョイスすべきかと思ったのですが

選んだのは、豊後・鞍懸城でした。

ここの石垣について有識の方々からご意見賜りたかったのです。

二郭

ここは四年前にはじめて行き、一昨年末帰省の際二日掛けて縄張図を摂ったのです。
(実家から遠いのであまり時間が取れなかった) 清書もせずにほったらかしていたものを仕上げ

鞍懸縄

以前の自説を何パターンか紹介したのですが…。

主郭

じつはこの鞍懸城の石垣が織豊期のものではないということを証明したくて、以前姫路市城郭研究室のT先生にご意見をお伺いしたことがあったのですが、イロヨイお答はいただけませんでした。

今回もぼくの説以外に 「田原期~竹中期の間、大友期ということは考えないのか」 とおっしゃっていただきました。

・・・忘れていました。あり得ます。

ちなみに石垣のことに詳しいAさんは 「やはり織豊やで」 とおっしゃいました。

あ、以前ぼくはこの城のことを 【鞍掛城】 と表記していますが、大分県の悉皆調査などでは

【鞍懸城】 となっていますのでこれから表記はこちらで統一したいと思います。