当時のぼくは高校三年生
翌日からの 町長旗争奪の野球大会の練習を終えた後でこのニュースを聞いた。
衝撃的であった、あたりまえである。
三十年経つんだな。
ぼくはそれまで飛行機に乗ったことがなく、この事故の後に乗った。何度も。
そのときはその都度 “怖い” と感じたことはなかった。
三十年になるということでドキュメント番組を二時間にわたって放映していたのを見ていた。
当時からニュースを見ていたぼくでさえ怒りや悲しみを堪えることができなかった。
事故を風化させないためには大切なのではないかとも思うが・・・
ご遺族の方々のことを思うと、ここまで立ち入った番組を、誤解を恐れずに言えば野次馬根性丸出しの番組を放送する意味があるのか。
おおいに疑問を持った。
誘拐拉致事件やこういう大勢の人が巻き込まれる事故の報道を見るたびに
もっと当事者のことを考えた報道や番組作りができないものであろうか・・・
切に感じる。