俺史上最多十三連続堀切 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

 土佐ツアー二日目・・・

 翌日のチャンポンのせいでひさしぶりに二日酔い。それでも六時に宿舎を出る。

 ロビーでは朝食の準備をしていたので 「いただけませんか?」 と問うも 「七時からですので」 とそっけないお答え。(宿泊料は朝食込だったのに)

 しょうがない、コンビニにでも寄って・・・と思ってクルマを走らせていると、「あれ?集合7:15に佐川駅だったよな」

 いつのまにか細く曲がりくねった山道 (のち県道53号と判明) を走っていた。

 二分遅刻・・・のイイワケでした。

 で、佐川の町を見下ろす山の上にこの日最初の目的地・松尾城があります。

 松尾八幡宮から登ります。ここの説明版でここが  久武内蔵助 の居城だと知ったわけです。

 急な山道を登ると 『西物見の段』

そこから尚、今度はそれより少し緩やかな坂を登っていくと 畝状竪堀群に囲まれた 『二の段』

根多帖別冊 by えすくおやじ-松尾城畝竪
 写真だとなんのことかわかりませんね。左が 『二の段』 切岸~昔は横堀であった道~土塁~竪堀
 
 さらに鞍部 (広い堀切ともいえるか) を隔てて 『詰の段』 主郭・本丸です。

 この城は 『詰の段』 北側の大堀切からの五連続堀切 そして東南には 十三連続の堀切を隔てて 『東の段』 へ


根多帖別冊 by えすくおやじ-松尾城切岸上
 連続堀切を踏査するツアーメンバー

 とにかく過剰な防衛です。

 東・北とも10mほどの切岸と空堀で区画されているので、ここまでの連続堀切を企図する意味がイマイチ分かりません。

 やはり城主・久武内蔵助の性格によるのでしょうか。

 いや、彼自身はこの城に水源がないため居城を佐川城へ移しているので、それ以前の普請なのでしょうか。

 ということで、この素晴らしさを是非鳥瞰図で・・・と思ったのですが、まだ間に合っていません。

 とりあえずのはしり描きです