新幹線で田舎に帰るため西に向かっているとき、大阪で隣の窓側の席に一人の年配の御婦人が座ってきた。よそ行きかとも思われる小奇麗ないでたちで薄めのカーデガンを羽織っている。


こちらとして何も関心はないのだが、心なしかそわそわとしている。


しばらく時間が経って袋入りのアメをバッグから取り出して開けて一つ口の中に入れた。


「お一ついかがですか?」


(人と話す事に抵抗がない人みたいだな・・。)


「いえ、甘いものはあまり食べないもので・・。」


「そうですか。」


彼女は袋入りのアメをいそいそとバッグの中に納めた。


「とは言っても食べる楽しみも切り札甘味というところ、ありますよね!」


「私そういう風に考えた事ないんですけど、それはそうなんでしょうね。」


「あなたは今から四国に渡って宇和島の同窓会に出られるんでしょう。」


「えっ。どうしてわかるんですか?」


「わたし気功が専門のもので。」


「気功でそんなことがわかるんですか?」


「はい。わかります。同窓会自体には良く出られるんでしょうが、今回は特別な事情があって服装が合ってるかどうかくよくよ気にしていらっしゃる。」


「そんなことまでわかるんですか。」


「はい。あいてが鷲鼻か、鉤鼻か、おちょぼ鼻かなんて行った先の岩石が鷲鼻か、鉤鼻か、おちょぼ鼻かと言うのと同じでわかるわけはありませんよ。旅費も時間も無駄にすることもあるかもしれませんが、それはそれで単純に運が悪かったとあきらめることでしょう。くよくよ気にしてもしょうがないと思いますよ。」


彼女は晴れやかな顔になった。


「それはそうですねー。いやスッキリしました。おっしゃるとおりですね。」


「わたし仕事で人の相談に乗ることがよくあるんですが、多くの場合本人がこうあらねばならないと信じている理想の所と思考回路にこそ問題がある場合がほとんどです。」


「へー。そうなんですか。」


わたしは帳簿の帳尻があったような心地よさを覚えた。


時間が淡々と過ぎて行き彼女は挨拶をして途中で降りた。


(・・・実話です。芥川龍之介の「蜜柑」のプロット変えてみようかと考えてたら実話が丁度良かった。)


一昨日エフレン・レイズ(1954年生まれだから59才)のチャレンジマッチ(7先15000円)があるというので桜台サイドに観戦に行ってきました。500円(ワンドリンク)は安いよ!終電を逃さないために私は12時前にはお店を出たので5時間位堪能、しかし他の大勢の人達は果たして帰れたのだろうか?


ビリヤードをやるものにとって、ついついイメージをしてしまう人。本物を見てみないと旨くない。


「レイズにおける取りきりとは?」とか思ってしまうわけである・・。


1時間25分遅れてやってきた「神様」は、パッと見、存在感際立ちシャーマンか(若しくは芸術家)の様。この人に本当にビリヤードは向いていたのだろうかと思わせるものがある。失敗したときにみせる舌を出す表情は純粋そのものだし、突いているとき右脳を軸とし、小さなことに拘りのない様子。(人柄の良さを感じさせる。)


背後霊は左右ともイーブンで極めて強力。シュートブロック系の発想は採らないほうがいい。芸術的スーパーショットもあるが、フォームも芸術的なのでほんの時々ミスショットも出る。(そこでバランスとれていると見てしまうのは私だけであろうか?)


技術的に完璧で、取りきり全く危なげない。(しかし芸術的ショットにしても難球にしてもかなり集中していなければ恐さはない。)


霊的な要因を用いている気配は全くない。


体調はかなり悪いみたいで、それほど突いていなくても呼吸荒くなり、体内透視しても心・腎に病感ある。

骨格的にかなり歪みがあり腎気をかなり使い果たしていると思われる。


独特のフォームは、肘を背中の後ろに少し隠して手首を内に曲げて「ロケットの発射」のようにし、ゆるゆるに握っておいてインパクトの瞬間に微妙な調節をしているように見えた。だから終わりの手の形には何通りかのバリエーションがある。


私の判断だと小さい頃からやってるからこういうフォームになるのであって必ずしも合理的とは思えない。真似しない方がいいと思う。


以上、神様の偉大さを感じながらの、私の素朴な感想でした。



前回ブログ更新して丁度1年が過ぎてしまいました。


(「1年間」私の拙い文章を読んでいて下さった方々、ありがとうございます!)


力や意識を蓄え続けた365日でした。


最も強く感じたことは、霊感は鍛え得るし人としての基本的な能力でもあるということでした。



改めて私のサジェスチョンを描きますと


1、年齢が進んだら如何に生きて如何に死ぬかという「ライフ・スタイル」を意識する。


  ・・・どう感じ、どう考えているか?


  そのためには、なるたけ世の中の研究をする。



2、気を体に集めて健康を増進させる。



3、霊感を鍛え、霊的な環境(・人間関係)を整える。



4、更に私の世界での最終プロダクト「スクリーン・ストーム」というものを考えています。



いかにも仮店舗的な表現で申し訳ないのですが、これから段々と増築して行こうと思ってます。


(何卒宜しくお願いします。)



敬具