眠れない夜(会社法の問題) | 講師 木村一典「司法書士合格塾」

講師 木村一典「司法書士合格塾」

20年の講師生活で感じたこと、日々の講義で感じたことを司法書士試験の合格を目指して真摯に頑張っている皆さんに伝えていきたいと思います。

試験が近づいても、なおいつも通り

眠れる人は少ないはずです。


気持ちが高ぶって当然です。


眠れない時は高ぶった気持ちを楽に

してあげる必要がありますね。


寝よう寝ようと焦るより“軽い勉強”

をしてみてはどうでしょう。


軽い勉強とは既に理解している知識

の確認です。


くれぐれも本格的な勉強はしないように。


今日は基本的な知識の確認です。


(問題)


法人は、株式会社の取締役にも、持分会社

の業務執行社員にもなれない?


(解説)


会社との強い信頼関係を前提とする取締役・

監査役に法人はなれません。


これに対して、所有と経営が一致している

持分会社では、法人の出資を認める以上、

法人が業務執行社員になることも否定

できないんですよね(598条1項参照)。


したがって、答えは×です。


夜は基本的事項の確認がおすすめですよ。