「フルートデュオの響き」演奏会終了しました

富士市での「音楽と花の絵コンサートvol.2『フルートデュオの響き』」

おかげさまで11時と14時の2回公演を無事終えることができました。

当初14時だけの予定が早い時期に満席となり、

11時を増設したところ、こちらもほぼ満席のお客さまでした。

12月とは思えない暖かい晴天に恵まれ、

たくさんの方々とご一緒にひと時を過ごすことができ感謝の気持ちでいっぱいです。

「よく響く小さな会場でバロック音楽を演奏したい」

という私のわがままプログラムに、

快く共演してくださった川島祐子さん、堀部いづみさんに心より感謝です。
お二人の素晴らしい演奏に助けられたコンサートでした。

また、今回も素敵な花の絵を展示してくださったこだまみえこさん、会場のギャラリーグリナート幹さん、

受付に譜めくりにと活躍してくれた姉にも大変お世話になりました。

みなさま熱心にお聴きくださり、帰り際には嬉しいご感想もいただきました。

中でも印象的だった感想を２つご紹介させていただきます。

終演後、わざわざ私たちの方に歩み寄り、こうおっしゃった私より歳上の女性。
「こんなにたっぷりと生でバロック音楽を聴けることは滅多にないので、とても嬉しく聴かせていただきました。今日は本当に来て良かった。」

私たち演奏者も選曲にはとても悩みます。
自分たちが演奏したい、勉強したいものだけでお客様は喜んでくださるだろうか。

多くの人が知っている曲の多いプログラムの方が、満足していただけるのではないか。

でも、数年前からバロックフルート（フラウト・トラヴェルソ）の演奏会に出演するようになって分かったのは、
楽器の特性が生かされ、演奏者が誠実に準備し心を込めて演奏すると、
初めて聞く曲でもお客様はしっかりと受け取ってくださる、ということ。
今回はテレマン、ボワモルティエ、ヨハン・セバスチャン・バッハ、と
少し抜粋しながらも、３曲もバロックのデュオソナタを入れました。
それを楽しんでいただけたことが、とても嬉しかったです。

もうひとり、数年ぶりに会った昔からの友人（声楽）の感想は、
「アレクサンダーすごいね！！すごく楽に演奏してるし、音の響きがすごかった！！」

第一声が「アレクサンダーすごいね！」（笑）……いやいや嬉しい、ありがとう。

アレクサンダーテクニークを学ぶ前の私の演奏しか知らない友人ですが、Facebookなどを見てくれていました。
少しは進化したのかな、と嬉しくなりました。

さっそく録音を聴いて1人反省会していますが、

自分の未熟さを受け入れつつ、これからも少しずつできることを積み上げて行きたいなと思います。

皆様、ありがとうございました！🥰