私が心理学を勉強している交流分析協会静岡支部で、
夏にアレクサンダー・テクニークの講座をさせていただきました。
心理学を学ぶ方々とのレッスンは、私の得意分野である音楽ではなく、
痛みや体調不良などに関するものがほとんどでした。
アレクサンダー・テクニーク教師は人の活動のあらゆる面を取り扱います。
9月号の機関誌に、参加者の方々の感想を載せて下さいましたので、ご紹介します。
(お名前はイニシャルにさせていただきます)
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2016年7/18 納涼セミナー「アレクサンダー・テクニ―クで自由な動きを手に入れよう」が、嶋村順子先生を講師にお迎えして開催されました!
『アレクサンダー・テクニ―ク』を受講して・・・
Y.Y.さん (交流分析インストラクター)
今回、「アレクサンダー・テクニーク」の案内をいただき、内容にとても興味を持ったため、参加させていただきました。
私達は生まれてから今までの間にいろいろなことを経験しています。
その中で起こった事から経験で得た‘‘自分とってベストだと信じてやってきた心と身体の癖’’は、実は身体のどこかに悪影響を及ぼし、痛みや緊張になっているということを学びました。
嶋村先生が参加者に実際に実践し、あっという間にその方の身体の苦痛が和らぐさまは、まるで手品か魔法のように見えました。
身体を客観的に診てどんなことが起こっているのかを考えることで、より楽に自由に動ける方法を学ぶ、それがアレクサンダー・テクニークであると知りました。
嶋村先生と共に参加者全員が身体の地図作りをできたら良かったのですが、時間が無く残念でした。
第2弾があればまたぜひ参加させていただきたいですが、次回は希望者が殺到するかもしれませんね。
あっという間の3時間、とても有意義に過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
H.K.さん (交流分析士1級)
僕は、10年前に患った頸髄腫瘍の手術の後遺症で、首・右腕・両足に強いしびれとこわばりがあり、体が思うように動かせません。
不自由な日常生活を少しでも楽に過ごせないだろうかと思う中で、偶然「アレクサンダー・テクニークセミナー」を知り受講しました。
講師の嶋村先生は参加型のセミナーをして下さり、とてもわかりやすくて聞きやすかったです。
質問の時間を長くとって下さったので、僕の持病の体のしびれ・こわばりについて相談させていただきました。
実際に嶋村先生に姿勢を整えていただくと、驚くほどに今までよりも身体が楽になりました。
今までの姿勢が、無意識のうちに身体を疲れさせていたことに気付きました。
「今までの姿勢は身体を守るために必要だった。腫瘍はもう治り、筋肉も正常。これからは別の守り方をしてみよう」と思えた講座でした。
ありがとうございました。
S.H.さん(交流分析インストラクター)
初めてでしたが、「アレクサンダー・テクニーク」のセミナーを受けました。
ググってみたところ、「人はいつもその人のおなじみの身体の緊張や動かし方、姿勢で日々生活している。心もいっしょ。いつも同じ感じ方をするし、その時体も同じ緊張感を持つ。」
体からのアプローチがアレクサンダー・テクニークなのだと思いました。
私は、この4月から机の前で仕事することが多くなり、肩の凝りがひどかったのです。
講師の嶋村先生に見ていただいたところ、私の姿勢はかなり後ろに体重がかかっている体勢でいつも過ごしていたらしいです。
写真に撮ってもらって、よくわかりました。
実際に足から背中、首、頭までまっすぐに立つと、私の場合かなり母指球の方に体重をかけないとまっすぐでないことが分かり、
今は意識してそのように生活するようにしております。
おかげで今のところ、そう肩の凝りを感じることはなくなりました。
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みなさま、ご感想をありがとうございました。
嶋村