一年前の、2022年10月12日。

この日、私は『あんさんぶるスターズ‼』に出逢った――。

 

…と、カッコよく書いてみたが、当ブログの内容と全然違う事、ご了承下さい笑

 

ちょうど一年という節目を迎え、未だガッツリ遊んでいるので、一年のお祝いも兼ねて、私のあんスタ生活を振り返りたいと思います。

(ただの自己満足記事ですが、これを見てあんスタにハマってくれる方が増えるといいなと思いつつラブラブ

 

あんスタとは、アプリゲーム『あんさんぶるスターズ‼』の事。

プレイヤーはプロデューサーとなり、多くのアイドルを育成していくゲームです。

2018年6月に配信され、2020年3月に大型リニューアルを迎える程、歴史の長いコンテンツですスター

大型リニューアルに伴い、もともとのスタイルである『Basic』に加え、リズムゲーム版の『Music』が誕生し、今では特に『Music』ユーザーの方が多いと感じます。

 

個性豊かなアイドル達の頑張る姿、時には悩んで立ち止まる姿など、いろんな姿を見て、そんな彼らに共感し、やがて推しが出来て、応援していく。

あんスタとは、こういった感じの作品です音符

 

私があんスタを知ったきっかけは、大好きな声優さん・緑川光さんを猛勉強していた時の事。

その作品を見ていなくても、数ある緑川さんのキャラソンを聴き漁っていると、『Genuine Revelation』という曲に辿り着きました。

歌っている人を調べると、他にも好きな声優さんの諏訪部順一さん・花江夏樹さんがいる事を知り、「こんな嬉しい組み合わせ、聞くしかないじゃん!?」と興奮気味に聴きました。

声優さんもさることながら、曲の感じが私好みで、すぐにお気に入りの一曲になりましたラブ

 

『Genuine Revelation』をきっかけに、この曲が使われている作品を調べ、ようやくあんスタを知り、他にも緑川さんが、『fine 天祥院英智』として歌っている曲が複数ある事を知りました。

 

この当時、キャラソンは聴くけど、「出来たら緑川さんだけの曲がいい」と思って漁っていたので、最初はfineの曲まで手を出すか、悩みました。

そこまで範囲を広げれば、キャラソンというジャンルは膨大にあって、キリがないと思っていたのです。

(いま思えば、『Genuine Revelation』を聴いた時点で、緑川さんだけの曲という縛りを、破っているんですけどねてへぺろ

 

そんな事を悩んでいる時に、fineの『Neo Sanctuary』に出逢いましたスター

YouTubeで聴くだけなら…と、動画を再生して、その曲のカッコよさに衝撃を受けました。

私が見たのは『Music』でも使われている、PV版だったのですが。

そこでの英智様の神々しさ、儚さ、凛々しさ…etc。

それらに、一気に惹かれてしまいました照れ

 

こうなった私が「緑川さんだけの曲がいい」という拘りを破るのは、早かったです爆笑

 

fineの曲をたくさん聴き、音楽プレイヤーに入れるまでとなりました。

しかしまだ、楽曲を楽しむだけで、アプリゲームをインストールはしていなかったのです。

 

そんなアプリゲームを入れるきっかけは、とても個人的な話なので、ここでは割愛しますが、気分的に落ち込んで、沈んでいた時でした。

何もする気が起きず、ぼーっとスマホを弄っていた時に、あんスタをインストールしたのです。

本来ならする事がない時は、小説を読んだり書いたりするのですが、それをする気分にもなれず。

特に調べる必要もないのにネットサーフィンしたり、SNSを見ていたのですが、それにも飽きてしまい。

魔が差したのか、気分転換にあんスタを始めました。

「あまり面白くなかったら、やめればいいや」という軽い気持ちで始めたのですが、あんスタは見事に私を魅了しました飛び出すハート

(ちなみにこの時インストールしたのは、リズムゲームが苦手という理由から、『Basic』を選択しました)

 

何からやればいいのか、どのキャラを使えばいいのか、右も左も全く分からないまま手探りであんスタをしていったのですが、「これ、楽しいぞルンルン」と思い、ずっと遊んでいました。

 

そうしたきっかけで始めたあんスタも、早一年。

(その間に、お遊び感覚用として、タブレット端末に『Music』もインストールして、平行して遊んでいます)

 

イベント等、毎回しっかり走るのが、メインである『Basic』

長年やってこられた他のユーザーさんには負けるでしょうが、イベントするうえでのコツ等のおすすめな遊び方を、自信持って教えられる程、あんスタに詳しくなったと自負していますOK

 

遊びながら、毎回のストーリーも読んで、最初は緑川さん演じる天祥院英智様だけが推しでしたが、一年も経つと6人に増え…ニコニコ

極力無課金スタイルでやっている私は、今では推しキャラがピックアップされたスカウト(ガチャ)が来るかもしれないと、日々怯えています笑い泣き

 

そんな今では、生活の一部みたいな感じになった、あんスタ。

もっと早く出会って遊んでいれば良かったなと、思う日々です。

 

この先も様々な企画が用意され、あんスタ界隈がもっと盛り上がって、長く続いてくれるといいなと思っています照れ

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございましたスター

この記事をきっかけに、あんスタに少しでも興味を持って貰えれば、幸いですニコニコ

本日は、些細なお知らせをニコニコ

 

昨夜から騒がれている、Twitter。

例に漏れず、私も制限がかかってしまいましたガーン

 

ほとんど私情の事しか呟いていませんでしたが笑い泣き

時々ブログに関した事も呟いてたので、どうしようかと考え、遂にInstagramを開設しましたお祝い

 

こんな形でInstagramをやる事になるとは、私も思っていませんでした。

未だ使い方が全く分かってなくて、しかもどんな感じでやっていこうか思案中なのですが真顔

 

読んだ小説や執筆風景の写真など、載せていこうかなと思っていますスター

(とはいいつつ、推し活生活の様子ばかりかも知れませんが…笑

 

Instagram→『Espoir.0_1632』で検索して下さい。

こちらも、良かったら見て下さいニコニコ

 

今後も、ブログ共々よろしくお願いいたしますニコ

 

 

私のおすすめの小説を、ご紹介しますニコニコ

今回紹介するのは、米澤穂信先生の「儚い羊たちの祝宴」です。

 

以前、「古典部シリーズ」で紹介した米澤さんの別の作品です。

いまのところ、この一冊だけでシリーズ化はされていませんが、何度読み返しても面白いと思う程なので、密かに続編が出たりしないかなぁと、思っていますてへぺろ

 

この小説は5編の短編小説です。

どの話でも、ある女性を主人公にお話は進んでいきます。

 

ここで、その各章のタイトルをご紹介します。

 

・身内に不幸がありまして

・北の館の罪人

・山荘秘聞

・玉野五十鈴の誉れ

・儚い羊たちの晩餐

 

個人的に、米澤さんの作品の魅力の一つでもあると思っている、『魅力的な話のタイトル』が、この小説にも感じられますスター

特に私が惹かれたのは、「身内に不幸がありまして」というタイトル!!

このタイトルの付け方のセンスには、思わず唸ってしまいます照れ

 

この小説は主人公である女性のお話なのですが、読み終わった後に抱く感想が、どれも不気味であり、良い意味でモヤモヤするのですガーン

こういう感じのは、湊かなえさんが得意とする「イヤミス」(後味が悪く、嫌な気持ちで終わるミステリー作品。 謎が解けてスッキリすることはなく、むしろ不快感を味わう作品のこと)系かなと思います。

 

そんな中で、特に強く印象に残り、初めて読み終わった時、思わず「怖っ!!」と口にしてしまったのが、「玉野五十鈴の誉れ」です。

 

この話は、ある富豪の娘「純香」と、彼女の元で働く事になった、召使いの「五十鈴」の話です。

純香と五十鈴は、主従関係ではあるものの、姉妹の様に仲良くなっていきます。

そんな中、この家で絶対的な地位にいる祖母から、純香は酷い仕打ちを受ける様になるのですが…。

この先の展開、そして迎える結末に、思わずぞっとしてしまいました煽り

初めて読んだ方は、きっと私と同じ様な感想を抱くはずです。

 

この話以外も、どれも不気味で面白い話ばかりなので、是非一度…いえ、何度でも読んでもらいたいです照れ

 

 

4月14日から公開した映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」を見てきました照れ

本来のブログ内容とは若干テイストが違うのですが、二次創作作品でコナンも取り扱っている程のファンでもあるので、ここで個人的な感想を書こうと思います。

まだ見てない方にも配慮して、詳しいシーン等のネタバレには注意しますが、お読みになる際、その点をご了承下さい。

 

感想といっても、完全に私の意見です。

特に私の推しの一人、降谷零くん(バーボン)に関しての感想が殆どかもです笑

 

 

 ハサミーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーハサミ

 

 

今回の映画は灰原哀ちゃんが主役!!

その灰原さんがメインという事は、黒の組織も必然と出てくるわけで。

そうなると終始ハラハラ・ドキドキの連続ガーン

黒鉄の魚影も、冒頭から緊張感たっぷりでした。

組織…特にジンが一人出るだけで、恐怖感が増すんですよね。

ジンのあの威圧感、恐るべし…ゲッソリ

 

といってもずっとシリアスな展開が続く事はなく。

合間合間で、コナン君や少年探偵団達の和やかなやりとりもあって、そこはほっと息をつけるポイントでした。その場面があるからこそ、組織との対決シーンがより引き立てられてたのだと思います。

 

そんなシリアスな展開の中に、思わず涙を流しそうになる場面もあり…汗うさぎ

去年のハロウィンの花嫁では、がっつり泣いた私てへぺろ

それに比べたら、黒鉄の魚影はそこまでなのですが、胸が締め付けられる感じがありました。そうさせたのが、阿笠博士びっくりマーク

灰原さんの事を本当の娘のように大切に思っているのが、今回ひしひしと伝わってきて、だから余計に感情移入して辛かったです。

 

灰原さんを守る為に、博士の発明品を使い、必死になるコナン君が素敵でしたスター

幼児化したという同じ境遇で、良き相棒のコナン君と灰原さん。

ファンの間でも『コ哀』といわれるカップリングが出来るのも、頷けます。

そんな『コ哀』ファンにはたまらない場面も多々あって、更に灰原さんのコナン君への気持ちが、少し分かるようなところもあり、改めて名探偵コナンはラブコメなんだと実感しました。

 

その点で一部の間では、公式カップリングでもある『新蘭』ファンさんとの意見の食い違いが起きてる様ですし、様々な意見が見られますが。

私はそのどちらでもない人間なのですが、その点に関して何か意見を言うとしたら。

 

【何があってもコナン(新一)は蘭の事が好きな事は変わらないし、仮に灰原さんが恋愛感情を持っていたとしても、コナン(新一)の気持ちを知った上なんだろう】

 

という事です。

先程『新蘭』でも『コ哀』のどちらでもない人間とは言いましたが、灰原さんのあるセリフに関しては、「わざわざ言わなくても良かったんじゃないのかなぁ…」とも思いました。でもそのセリフがあるからこそ、作者・青山剛昌さんの言うラブコメになるのなら…まぁ、いるのか、とも。

 

この三角関係(と言うのかはてなマーク)の三人には、どんな形でも幸せになって欲しいと思うのですが、青山剛昌さんはその辺どう思っているんでしょうはてなマーク

 

そして今回、黒鉄の魚影で重要な存在になってくるのが、ピンガ!!

純黒の悪夢で登場したRUMの側近キュラソーの後釜についた人物が、どんな動きをしてくるのか、誰もがとても気になる所だと思います。

 

パンフレットにも顔(といっても、サングラスかけた状態)が載っていて、それがまぁ、なかなかインパクトの強い事…笑い泣き

組織のコードネーム持ちは、みんな濃いなぁとしみじみ(笑)

 

そんなピンガの他にも、今回の舞台でもあるパシフィック・ブイのエンジニア等、登場するキャラがたくさんいて、中には私の好きな声優さんが何人もニコニコ

やっぱり好きな声優さんのお声を、映画館で大音量で聞けるのは幸せですねスター

それに前から思っていたのですが、やはり声優さんって本当に凄いなぁと改めて実感しました。

中には「どんな役しても、声が変わらないなぁ」と思う声優さんもいるのですが、声優さんって、こんなにも声変えられるんだなと、声優さんの実力を、再度思い知らされました。

 

さてさて。

ここまで冷静に感想を述べましたが、ここからは降谷さん(バーボン)についてラブラブ

今まで通り、冷静な感想ではありませんので、あしからず口笛

 

分かってた事なんですが、カッコ良かった~ラブびっくりマーク

どのシーンとは言いませんが、いくつかある予告映像の中で、私が好きなシーンもちゃんと映画で使われていて、映画館の大画面で見れて満足ですラブラブ

それにそんなにセリフはないけど、ただ立っているだけなのに様になるから、またドキドキ照れ

降谷さん(バーボン)はそのお洒落な服装も見どころの一つだと、私は思います。

黒鉄の魚影の恰好、私、どストライクなんですよね笑

 

あと忘れてならないのが、コナン君・降谷さん・赤井さんの『緋色組』スター

純黒の悪夢は、後半に最高の場面がたっぷりで、今でも何度見返しても、興奮しちゃいますラブ

だから今回、降谷さんも赤井さんも出るから、「純黒の悪夢再来!?」なんてドキドキしてました。

この点に関しては、私が一人勝手に期待し過ぎたのでしょうが、ちょっと思ってたのと違ったなぁという印象…ガーン

それでも小さい声で「ひえぇ…ハート」っと思わず声を洩らしてしまう程の、私を興奮させる場面もありましたチュー

いまこうして書きながら思い出すだけでも、口許がニヤけてしまう…笑

 

組織の登場でハラハラして、恐怖心を煽られ。

かと思いきや、降谷さん(バーボン)で一気に、興奮する程ドキドキさせられ。

黒鉄の魚影は、見てる私の気持ちを激しく揺さぶってくる映画でした爆  笑

 

来年の予告もばっちり見て、また面白そうな映画だなと期待してます!!

個人的には、ハロ嫁→黒サブと、興奮しっぱなしの2年間でしたから、来年の映画は、私のモチベーション的にも、お財布事情的にも、ようやく落ち着けるのかなと思います(笑)

 

映画はまだ公開したばかり。

時間があれば、もう一回見に行きたいなと考えてますニコニコ

窓を打ち付ける水滴。やがてそれは一本の線となり、下へ下へと降下していく。その痕はまるで、模様の一つの様に見える。

俺-折木奉太郎-は、窓辺に肘をつき、ぼんやりと眺めていた。

ちょっとした用事で、ここ-陣出-を訪れた俺は、用事を手短に済ませ、バスで来た道を戻っている最中だった。陣出南というバス停から乗り、揺られる事、まだ数分。乗客は俺以外に、お年寄りの夫婦が一組、30代ぐらいの女性が一人。そして、千反田える。千反田は一緒にバスに乗り込んで、自然な流れで俺の隣に座った。それに対して俺は千反田を咎める事はなく、そんな俺らを乗せ、バスは発車した。

バスに乗り込んでから、千反田はずっと深刻そうな表情で、俯いたままだった。何度か横目でそんな千反田を見るが、一向に気付く気配がない。

「まぁ、いいか」と思い始めた時、遂に千反田に変化が現れた。

 

「あの、折木さん」

か細い声で呼びかける千反田は、自ら呼びかけたも拘わらず、自分の膝にきちんと揃え置かれた手をじっと見つめていた。俺は再び横目で見るが、視線を窓の外を流れる風景に移した。むしろ窓に、ぼんやりと映る千反田を見ていた。

 

-うん、窓越しで見る方が、わざわざ首を動かさなくて済む。

 

「折木さん」

自分の考えに浸っていたら、再び千反田が呼びかける。

「聞いてる」

「皆さん、更に怒っておられるでしょうか?」

「さぁな。俺が出て行ってから、時間は経過しているからな。怒ってないとは、言いにくいだろうな」

「そうですか…」

「でも、更に怒ったところで、仕方ないだろう」

「そうですね」

千反田の声のトーンが、幾分高くなった様な気がする。

「なぁ、千反田」

「はい、何でしょう?」

「大丈夫なのか、お前。…歌えるのか」

少し間があった。しかしそれはほんのわずかな間だった様に思える。

「私が父に、家を継がなくても――いまさら翼といわれていたとしても、それを知っているのは、千反田家の人と、折木さんだけです。それを知らない人から見れば、私は千反田家の娘…。家を継ぐ予定の娘に変わりはありません。だとしたら、私のやるべき事は一つです。千反田の娘として、今は合唱祭に行き、歌を歌う事です。私情を挟むわけにはいきません」

はっきりと言い切った千反田だったが、姿は変わらず、ただじっと手元を見ているだけ。

「なら、どうしてそんな顔をしているんだ」

「え?」

俺の問いかけに驚いたようで、ぱっと顔をあげ、俺を見てきた。千反田と窓越しで視線が合う。

「俺には、私情を挟んでいるような顔にしか、見えない」

痛い所を突かれたのか、俺から目線を反らしてしまう。

「千反田。忘れろと言われても、忘れられるわけないだろうが、今は家の事は忘れたらいいと思う。合唱祭の事だけ考えればいい。江嶋椙堂のあんな歌詞なんて、気にする必要ない。…終わってから考えたらいい。その方が、効率が良い」

「折木さん…」

「その時、手伝ってくれというのなら、手伝うから。――もちろん、手短に」

「はい、ありがとうございます。折木さんは、本当に優しい方ですね」

再び俺に視線を向けた千反田は笑っていた。俺はそんな視線がどこかくすぐったく感じ、「やらなくてもいいことなら、やらないからな」と言い、そっぽを向いた-。

 

 

End...