↑この続きです。
本日もお立ち寄り頂きありがとうございます。
正確にはこのタイトル、「ジブラルタルの”手前で”途方に暮れた」ですね。
まだ、スペインです。
イギリス領に入れてもらえず、立ちすくんでおります。
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Mちゃんと二人、すっかり人気(ひとけ)のなくなった出入国審査所で待ちぼうけ。
椅子などもなく、あたかも廊下に立たされた小学生のよう![]()
時折、ガラスブース越しのひとりの職員をきっと睨んでみるも。
こちらとは目を合わせようともしない![]()
その時だった。
くだんの職員が私たちのパスポートを手に悠々と戻ってきたではないか![]()
そして私たちに相変わらず「スン!」とした顔で「通れ」
と。
イギリスだからって紅茶でも飲んでたんかい??
と嫌味の一つでもいいたくなったが、
まあその時はやっとここを通過できる喜びと
、とにかく急いでルーシーたちのところに行かなくては(どこにいるかわからないけど)という焦る気持ちとで
心ならずもお礼なんか職員に言って走り出したように記憶している。
バスで白い目に囲まれる
もうほとんどダッシュ
して出口に向かう。意外と長い通路で5分ぐらい走った。
出口のところに、ああ、あの人影はまさにルーシーちゃん!!
30年来の友人に巡り合えたような感覚![]()
ルーシーちゃん「ケパサ~⁉⁉⁉(どうしたのーーー?)」
私ら「ごめんなさい~でもでも聞いてよ~~あのねあそこのおっさんがね、私たちのパスポートをもってね…やんややんや〇×■△&*〇×■△&*〇×■△&*…
」
ルーシーちゃん「ふんふん、でもね、たまにあることなのよ。」
と、さらにバスまで3人でダッシュしながら。
そして待っていたバスに乗り込む。
当然、他の客たちは座ってバス内でゆうに40分以上待たされたわけで。時間制限のある日帰りツアー、その分観光時間や自由時間が減ってしまう訳だ。
あーもうあの日本人たち何やってんだよ![]()
って思いでいっぱいだったことだろう。
白い視線が一斉にこちらに向けられ…
「す、すみませんでした…![]()
」
と軽く頭を下げながら、中ほどにあった私たちの座席へと。
特に私たちのすぐ前の座席に一人で座っていたインド人風の女性からは
キッ![]()
と睨まれてしまい…できることといったら「本当にごめんなさい。」ということだけ。
ワルイコトナンテヒトツモシテイナイノニ![]()
針のむしろのようであったが、バスは何事もなかったように走り始め、良いお天気で気温がどんどん上がって暖かくなってきたことが唯一の救い。
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今となっては、私のパスポートが引っかかったのか、それともMちゃんの方だったのかはもちろん知る由もない。
イギリスはそもそも入国審査が厳しいことで有名ではあるが、この時点ではまだ電子渡航認証(ETA)も始まっていない。
私は90日間有効の「ビザなし」でスペインに入国しており、イギリスはシェンゲン協定国に加盟していないことから協定国以外の国に出入国する時チェックが厳しくなることも職員が混乱するであろうこともわかる。Mちゃんのビザがどうであったかは聞いていないがそもそも最終的にイギリスに入れたということはビザに問題がなかったからだ。
余談だが、2025年末にスペインで聞いた話。
ワーキングホリデイでベナルマデナに滞在していた日本人女性が、イギリスに旅行に行く際、空港の出入国審査でかなりの長時間足止めされ最終的に飛行機に乗り遅れたそう。もちろん何の保障もされない…。
今後はヨーロッパでも電子渡航認証が広まっていく。どこでどのくらい足止めされるか本当にわからない。(シェンゲン協定国間の移動は問題ないが。)
出来ることと言えばとにかく早く空港について出入国審査の列に並ぶことぐらいなのか、、いやはや気をつけましょう、、。
暖かいお言葉
15分ほどでバスはザ・ロック(ジブラルタルの岩)を見上げる海沿いに停車し、ぞろぞろと全員が降ろされ、ここでしばしの「撮影タイム」となった。
ジブラルタルの海の色は怖いぐらい濃いブルー。綺麗だが寄せ付けない感じがする。
残念ながらアフリカ大陸はよく見えなかった!
Mちゃんと写真を撮り合っていると、先ほど鋭い目つきを向けられた、前の座席の女性が私たちの近くに来ていた。
目で会釈をするとなんとニッコリ笑いながら
「さっきはどうしたの?」と近づいてきてくれたので事情を説明すると
「わー大変だったね。でももう忘れて今日を楽しみましょう。あとで自由行動の時、よかったら一緒にランチしましょうか。」と言ってくれたのです![]()
ようやくMちゃんと私に笑顔が戻った瞬間でした。
はい!!今日を楽しみます!!(立ち直り、はや
)





