Fender 1966 Precision Bass Sunburst | ESP CRAFTHOUSEのブログ

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初めてのベースです。



いいヴィンテージベース、



揃ってますよ、



とゆうわけで、




Fender 1966 Precision Bass





1951年に世界初、フレットが打たれたベースが発売されました。


それまでのベースはコントラバスサイズの所謂ウッドベースしかなく、


もちろんフレットレスですし、そのボディの大きさゆえ移動時の利便はよくありませんでした。


そんななか発売されたプレシジョンベースは画期的でした。


移動に便利な小さなボディ、フレットが打たれたことにより誰でも正確な音程で演奏ができるようになった、その名の通り“Precision”(正確な)なベースなのです。


発売当初はテレキャスターと同じヘッドストックにボディ中央にシングルコイルピックアップがマウントされた仕様でしたが、57年より現在と同じスプリット・ピックアップ仕様となりました。


57年からの仕様はFenderの多機種と同じメイプル1ピースネック、アルダーボディですが、ピックガードにはDuo Sonic、Musicmasterで使用されたアノダイズド・アルミニウムが採用されました。

59年中期にはローズ指板、ピックガードはセルロイド製のトートイズシェルピックガードに仕様変更されました。


プレシジョンベースの登場はベーシストのプレイスタイルを根本から変え、その変化がソウルミュージック、ロックミュージックを誕生されたといっても過言ではないでしょう。






64年以降のトランジション・ロゴです。

“transition”とは移行、過渡を意味しスパゲッティ・ロゴとCBSロゴに移行する過渡期のロゴを意味します。






デカール下のパテントナンバーは65年中期以降の5つです。




クルーソン社製のペグは発売当初から変わらず、オープンギアで逆巻きです。




指板はCBS買収期以降のインディアン・ローズウッドです。

ポジションマークはパール素材のドットマーカーで、こちらも64年以降の仕様で80年代初頭CBSの手を離れるまで使われます。





ネックデータは“5JUL66C”、“5”はプレシジョンベースのモデルナンバー、“JUL”は英語で
7月を表すJuly、“66C”は66年製造の幅の広いネックグリップCネックを表します。

つまり、プレシジョンベースのCネックで66年7月の製造されたものです。






CBS買収65年以降の塩化ビニール製にトートイズシェルがはられた4プライのピックガードです。

それまでのセルロイド製に比べ経年変化による劣化が少なく、黒い部分が薄くなっています。






黒いプラスティック製のフィンガーレストはプリCBS期より変わらず同じ仕様です。

1弦側になぜフィンガーレストがあるのか?という疑問をよく聞きますが、当時の演奏方法は親指でピッキングするスタイルで親指以外の指を置くために使われました。





FenderのFの刻印が中央に打刻されたFプレートです。65年中期頃から使われプレート上部に6桁の数字が打刻されています。

ヘッドデカールシリアルになる76年頃まで使われます。





ボディバックの塗装が剥がれた部分に小さな穴埋めあとがあります。

これは製作時にボディ型に治具を取り付けたあとです。





ネックポケットで塗装されていない部分があります。これはボディを塗装する際にこの部分にハンドルを取り付けたあとで、63年頃から見られます。

それ以前はボディの上から塗装されていたためポケット部全体に着色されています。




マスターヴォリューム、マスタートーンのシンプルなアッセンブリです。61年よりそれまでのオイルコンデンサーから写真のような円形のセラミックコンデンサーが使われます。

ポット、コンデンサーとも交換のないオリジナルパーツです。




ポットデータは“3046617”でスタックポール社製の66年の17週目製造のポットを表します。






64年中期以降のグレイボビンです。裏面に鉛筆で“8-31-66”と書かれています。
これはピックアップが製造された日で66年8月31日製造ものです。

またこの時期はハウリング防止のためピックアップ本体がラッカーで吹き上げられています。

グレイボビンは64年以前のブラックボビンよりもタイトで現代的なサウンドになります。




テレキャスターと同じメタル製のドーム型ノブは発売当初からの仕様です。

この時期はトップ面がフラットになっています。





クロームメッキのプレート、サドルはニッケルメッキでスパイラルの円柱型です。

69年頃までこの仕様です。





オリジナルピックアップ・フェンスとブリッジカバー。

ブリッジカバー裏にはミュートが取り付けられていたあとがあります。

ピックアップフェンスは演奏時に弦に腕がふれないように取り付けられました。





ブリッジ下です。

ブリッジアースのシールドが確認できます。




ブラックボビンからグレイボビンに以降によりスッキリとしたサウンドはヴィンテージベースながら現代の音楽にもマッチすると思います。


ぜひお試しください。



コダマ