重量級の連載が始まる印象を受けました。いずれの新連載も楽しみです。
特に、酒巻先生の連載は、法科大学院・新司法試験受験生にとっては、必読に近いものになると思 います。
(酒巻先生は新司法試験出題・採点委員)
4 月号からの新連載のご紹介(有斐閣)
http://www.yuhikaku.co.jp/static_files/houkyo_new201004.pdf
第三者委員会が設置される。
NBL編集倫理に関する第三者委員会設置のお知らせ(商事法務ホームページ)
http://www.shojihomu.co.jp/oshirase/20100223.pdf
いったい、どうしてこういうことが起こってしまったのでしょうか?
有斐閣の改訂情報の中で、ニーズが多そうなもの、個人的に気になる本を取り上げます。
(文献表示の仕方を間違えると、いとう先生からおしかりを受けそうですが、論文ではないので、ご容赦下さい)
吉村良一『不法行為法[第4版]』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641135550
不法行為法のオーソドックスなテキストの改訂です。
不法行為理論は混迷を極めていますが、吉村先生の本は、従来の判例・学説を的確に整理した本だと思い、おすすめです。
三木浩一ほか『ロースクール民事訴訟法 第3版補訂版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641135581
淡路剛久ほか『民法II -- 物権 第3版補訂』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641159341
有斐閣Sシリーズの物権編の改訂。
背信的悪意者の平成18年判例、抵当権に基づく妨害排除の平成17年判例、法定地上権の平成19年判例など、最新判例の記述をいれての改訂でしょう。
山下友信、竹濱修ほか『保険法 第3版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641124059
保険法に対応。待望の改訂です。
山口厚『刑法各論 第2版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641042766
法科大学院・新司法試験的には、これが一番「キター!」(死語)でしょうか。
注目です。
塩野宏『行政法II -- 行政救済法 第五版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641130623
行政法の教科書として信頼のおける塩野先生の本の改訂です。
宇賀克也『行政法概説 III -- 行政組織法/公務員法/公物法 第2版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641130722
宇賀先生の行政法概説3の改訂。
ただ、法科大学院・新司法試験的には、ウエイトの低いところではありますが、行政法上、重要なところです。
高橋宏志『重点講義 民事訴訟法 下 補訂第2版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641135642
基本書として使用するのはなかなか大変ですが、
民訴の重要文献として、やはり外せない本ですね。
大村敦志『家族法 第3版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641135673
最近の家族法のトピック(夫婦別姓、300日問題、親権制限問題など)について、大村先生の見解が示されていることだと思い、楽しみです。
ただし、目次をご覧になっていただければ分かるように、『家族法』と言っても、相続部分はないので注意。
吉田克己=ムスタファメキ編『効率性と法 損害概念の変容 -- 多元分散型統御を目指してフランスと対話する』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641135680
新司法試験的には無縁かもしれませんが、大変興味深いテーマが扱われているように思います。
3月は改訂の季節です。
全て紹介しきれないので、各自でご覧下さい。
割とニーズの多い本も改訂されるようです。
有斐閣 刊行予定
http://www.yuhikaku.co.jp/newbooks/comesoon.html
こちらも日弁連のホームページから。
「刑事訴訟実務の基礎」の到達目標案(討議資料)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/committee/training/keijisosyojitsumu.html
全文(pdfです)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/committee/training/data/100120.pdf
「刑事訴訟実務の基礎」科目がない法科大学院にいる方も、読んだ方がいい資料だと思います。
(と言うより、刑事訴訟実務の基礎がない法科大学院は、早急に科目として整備すべきだと思います)