受験新報の最新号(2011年3月号)に、2010年の新司法試験(司法研修所入所試験)に合格された、菊間千乃さん(元フジテレビアナウンサー)の合格体験記がありました。

大変読み応えのある合格体験記でした。

法科大学院生をはじめとした新司法試験の受験生の方、また、今年の4月から法科大学院に入る予定の方は一読されることをおすすめいたします。特に社会人出身の方には必読に近いかも知れません。

その内容については、このblogでもいずれ紹介します。


なお、千乃さんの読みは、「ちの」ではなく、「ゆきの」です。


受験新報 2011年 03月号 [雑誌]/著者不明
¥1,300
Amazon.co.jp

紹介が遅くなってしまいましたが。


■[ご挨拶][日本社会] あけましておめでとうございます!(つれづれなるままに ~弁護士ぎーちの雑感~)

http://d.hatena.ne.jp/attorney-at-law/20110103/1294044125


「同時に、研究者教員の一部に、「法科大学院制度のせいで研究できない」等等の戯言を言うかたがいますが、そういう人達を多少なり排除できるよう頑張りたいです(そういう戯言を仰る方の大半は、たぶん、一線の実務家よりは、暇な筈ですので)。」

 

確かに。


■[法曹]故なき批判ではないと思う。だが・・・。(企業法務戦士の雑感)

http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20110131/1296411494


概ねその通りではないかと思います。


以下引用。


「あと、
「法務博士という履歴書に書けない称号」
とか、
「法科大学院を卒業しても評価されない」
といった類の話を、至極当然のことのように書いている人が多いのだが*17、この点については、現役法科大学院生のためにも、企業法務人として一言、
「そんなことは全くないですから」
と言っておきたい。
法務キャリアを持って法科大学院に入った人の中には、中途半端な時機に行われる新司法試験をあえて受けずに、「法務博士」の肩書を引っ提げてステップアップ転職する人も少なからずいるし、新司法試験を受けて何年か浪人しても、収まるべきところに収まった人は多い。
のみならず、新卒の学生でも、人物的に一緒にやっていけそうだと評価されれば、通常の院生と同等ないしそれ以上の評価で、企業の法務部に迎えられている人はそれなりにいるのであって*18、「長年試験を受け続けて箸にも棒にもかからなくなった」人も決して珍しくはなかった旧試験時代に比べれば*19、アプローチ期間が短い分、同じ不合格者でも遥かに恵まれたポジションにいるのは間違いない」

 

新司法試験(司法研修所入所試験)とは異なり、企業の採用試験、法律事務所の採用基準、大学院(後期課程)の採用基準は、採用する側によって多種多様だと思います。現実問題として、「法科大学院出身者はいらない」と言う人は、企業の世界にも、研究者の世界にも、そして法曹の世界にも少なくありません(旧試験がなくなる今、もうそんなことも言っていられませんが)。で、これらは採用する側が絶対的な権力もっている以上、採用される側はそれに対抗することもできません。しかし、上で引用した通り、それが全てでもないわけであり、一部の声のみを鵜呑みにするのは、正しくない姿勢と言うべきでしょう。もちろん、上で引用した見解も、一部であることも事実であり、これだけを鵜呑みにするのも危険でしょう。

 

ただ他方で、「法科大学院出身」、「法務博士取得」だからといって、一概に有利になるわけでもないのが、現実であるとも思います。

 

またこれは他のことでも言えるのですが、自分の素質に問題があるのに、「法科大学院出身のせいで、自分は不利になっている」と思うのは、とんだ勘違いと言うべきでしょう。


法科大学院・新司法試験ルートの法曹の「質」の問題、法曹資格(正確には、司法研修所入所資格)を取得できなかった法科大学院出身者がどのような道に進んでいるのか、「即独」や「軒弁」が本当に問題を起こしているのか、などはきちんとしたデータに基づいてから物事を言うべきでしょう。少なくとも、法と証拠に基づいて仕事をすべき法曹や法学研究者が、何の根拠もなく、直感で、「法科大学院出身者は使い物にならない」とか、「三振したら人生終わり」などと言うのは、別の意味で、法曹や法学研究者としての資質を疑われるでしょう。そのようなことを堂々と開陳されている法曹や法学研究者の方は、自ら法曹の資質や法学研究者の資質がないことを自白しているように思われます。

平成23年新司法試験の試験場(法務省ホームページ)

http://www.moj.go.jp/content/000064055.pdf


札幌市

札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1-1-1)
 

仙台市

東北学院大学土樋キャンパス(仙台市青葉区土樋1-3-1)
 

東京都

TOC(東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル13階)
サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO(東京都豊島区
東池袋3-1 文化会館)
TOC有明(東京都江東区有明3-5-7)
東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-8)
 

名古屋市

愛知大学車道キャンパス(名古屋市東区筒井2-10-31)
名城大学天白キャンパス(名古屋市天白区塩釜口1-501)
 

大阪市

マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)
大阪商工会議所(大阪市中央区本町橋2-8)
広島市広島県立広島産業会館(広島市南区比治山本町16-31 西展示館)
 

福岡市

南近代ビル(福岡市博多区博多駅南4-2-10)