東北地方太平洋沖地震の発生に伴う平成23年新司法試験の仙台市試験場の変更について(法務省ホームページ)

http://www.moj.go.jp/content/000072830.pdf


会場は、「TKP仙台カンファレンスセンター」となりました。


予備試験とは別の会場です。ご注意を。

 
次に問題になるのは、被災された受験生で、受験票送付先とは別の所に現在いる方です。それについては、法務省に問い合わせを。


また仙台近辺で宿泊を予定の上、受験される方は、仙台までの交通手段、宿泊先の確保ないし確認(宿泊予定日に営業しているか)など確認が必要です。


新刊。

タイトルからすると、論文集かなと思ったのですが、目次を見ると、日本国憲法の体系書のような気がします。

総論に割いている部分が多いのが特色かなと思います。

あと佐藤先生の憲法教科書と言うと、(松井茂記先生もそうですが)統治機構が先、でしたが、本著は総論→人権→統治、という順番になっています。


佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂)

http://www.seibundoh.co.jp/pub/search/022660.html


平成22年度重要判例解説

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641115859


平成22年度重要判例解説 (ジュリスト臨時増刊)/著者不明
¥3,000
Amazon.co.jp

登載判例リスト(解説者名もあり)

http://www.yuhikaku.co.jp/static_files/H22juhan.pdf

 

憲法で政教分離関係の判決が3件あります(2つは同日大法廷。砂川政教分離)。新司法試験(司法研修所入所試験)の論文でも政教分離は出題されていませんので、そろそろ出てもおかしくないかもしれません(少なくとも、5年以内には出るような・・・)。


民法は理論的にも、実務的にも重要な判例が並んでいると思いますが、論文のベースになるような判例があるか、と言われると微妙です。ただし、第3回新司法試験のように、出題時からちょっと前に出された判例が、ベースとなることはあります。


刑事訴訟法は公判前整理手続と保釈の最高裁決定が注目されますが、新司法試験的にはどうなのでしょうか。証拠開示とか、公判前整理手続とかの手続的知識は短答で、捜査の適法性と証拠能力の有無を、論文で、という棲み分けができているような気がしますが、この傾向は今後も続くかは断定できません。


重要判例解説が4月刊行になったのは、明らかに新司法試験の実施時期を意識したものだと思いますが、だからといって、全ての受験生が読まなければならない、といわけでもないように思います。仮に論文で、最新判例がベースになったとしても、少なくとも論文試験では知っていたか、知らなかった「だけ」で勝負が決まるわけではないように思います。読むか読まないかは、各自の勉強のペースや、優先順位によるものだと思います。


刑事訴訟法判例百選第9版

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641115033


刑事訴訟法判例百選 第9版 (別冊ジュリスト 203)/著者不明
¥2,520
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登載判例

http://www.yuhikaku.co.jp/static/hyakusen_keiso_list.html

 

本屋で見ましたが、検察官、刑事裁判官による執筆が多いです(これが刑訴の百選が好評な理由です)。

解説者の入り替わりもあります。

第8版で大変良かった解説(例えば、訴因変更の要否を示した最決平成13年4月11日の井上弘通解説)も別の方の解説になっており、残念。

 

刑事訴訟法は何よりも判例、裁判例が重要ですから、最新版のみならず旧版も適宜レファレンスする必要があると思います。そしてできれば、百選より多く判例を掲載した本も、座右に置いておいた方が、便利だとは思います。例えば以下の2冊。


ケースブック刑事訴訟法 第3版/井上 正仁
¥6,510
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判例教材刑事訴訟法 第4版/著者不明
¥5,040
Amazon.co.jp


別の場所でも投票できます。

ただし、被災地の中には、行政そのものの機能が十分に回復していないため、全ての場所で対応可能かは未知数です。


住まわれていた市町村以外の市町村へ避難されている方、災害復旧等のために被災地に派遣されている自衛隊、警察、消防、ボランティア関係者の方々なども不在者投票を行うことができます(総務省ホームページ)

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei15_01000013.html


仮に成立すれば、刑法・刑事訴訟法等が変わります。いつから施行されるかによりますが、実務はもちろん、おそらく各種の試験に影響します。


情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案(法務省ホームページ)
http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00025.html


刑事訴訟法関係では、電子データのコピーによる差押え、が認められることになります。

その他色々あるので、関心のある方は、リンク先参照。

国会も災害対応ですから、今国会で成立するかは分かりませんが。




※家族法の本について、コメントをいただきました。


民法条文の約半分を占めながら、旧司法試験時代は、あまり出題されなかったことから、学習者における家族法の学習へのウエイトはどうしても小さくならざるを得ませんでした(参照:本山敦「家族法の道案内」山野目章夫編著『民法学習ガイド』(日本評論社、2010年)152頁)。


しかし、新司法試験になってからというもの、短答では出題数が増え、論文でも過去5回中、家族法が2回(第3回、第5回)出題されるなど、家族法のウエイトは高まりつつあります。


ところが、新司法試験委員の採点実感によると、


「家族法,取り分け,親族法についての理解が,受験者全体において,相当程度低いことがうかがわれた」

(平成22年新司法試験の民法採点実感:http://www.moj.go.jp/content/000069353.pdf

 

とあり、受験生側の対応はまだ十分ではないようです。


その中で、家族法の勉強の仕方、具体的には教科書の選び方ですが、代表的なものとしては、


内田貴『民法4 親族・相続「補訂版」』(東京大学出版会)

http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032310-9.html


民法IV 補訂版 親族・相続/内田 貴
¥3,675
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二宮周平『家族法[第3版]』(新世社)

http://www.saiensu.co.jp/?page=book_details&ISBN=ISBN978-4-88384-141-7&YEAR=2009


家族法 第3版 (新法学ライブラリ 9)/二宮 周平
¥3,360
Amazon.co.jp
 
しかし、上記2冊はどうもあわない、という方も少なくありません。
特に条文に沿って勉強したい、という方にとって、上記2冊はあわない人も少なくないようです。
 
そのような方には、以下の本を見てみるのはいかがでしょうか。
 
前田陽一=本山敦=浦野由紀子
『LEGAL QUEST民法6 親族・相続』(有斐閣、2010年)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179141

民法 6 - 親族・相続 (LEGAL QUEST)/前田 陽一
¥2,835
Amazon.co.jp

なお、Legal Questに対する私のコメントは以下↓

http://ameblo.jp/espans/entry-10753233863.html


なお、相続法だけですが、潮見先生もお書きになっています。


潮見佳男『相続法[第3版]』(弘文堂、2010年)

http://www.koubundou.co.jp/books/pages/35472.html


相続法 第3版/潮見 佳男
¥2,625
Amazon.co.jp

さらに、松川正毅先生のアルマシリーズや、共著によるアルマシリーズもあります(後者は読んだことはありませんので、コメントを控えます)。


松川正毅『民法 親族・相続[第2版]』(有斐閣、2008年)

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641123410


民法 親族・相続 第2版 (有斐閣アルマ)/松川 正毅
¥2,310
Amazon.co.jp

高橋朋子=床谷文雄=棚村政行『民法7 親族・相続[第2版]』(有斐閣、2007年)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641123175


民法 7 親族・相続(有斐閣アルマ)/高橋 朋子
¥2,520
Amazon.co.jp



どれが良いかは個人の相性の問題だと思うので、本屋や図書館で読み比べて決めていただくのがよいかと思います。ただ、少なくとも新司法試験(司法研修所入所試験)や予備試験(司法研修所入所試験受験資格試験)の試験対策という観点では、やはり条文と判例が大切です。その意味で、条文の説明を丁寧にしている印象を受ける、LegalQuestを個人的には推薦したいと思います。また、どの本であろうが教科書等を読む際は、条文を常に参照しながら読むことが大切だと思います。また家族法については、判例の動きもありますので、なるべく新しいテキストを用意されることをおすすめいたします。

 

2年コースで入学された方は、家族法をこれまで勉強してこなかったり、また、2年コースのカリキュラムの中では、家族法の授業がないことがあります。そのような場合は、自学自習が基本ですが、所属されている大学院の、学部の授業に出てみるのも一考かも知れません。


調べ用に。

 

河上和雄・中山善房・古田佑紀・原田國男・河村 博・渡辺咲子 [編]
『大コンメンタール刑事訴訟法【第二版】 第6巻 (第282条~第316条)』
http://www.seirin.co.jp/bin/view/015147.html
  
河上和雄・中山善房・古田佑紀・原田國男・河村 博・渡辺咲子 [編]
『大コンメンタール刑事訴訟法【第二版】 第9巻 (第351条~第434条)』
http://www.seirin.co.jp/bin/view/01535X.html

平成23年東北地方太平洋沖地震の影響に伴う平成23年度裁判所職員採用Ⅰ・Ⅱ種試験の受験申込書の送付先の変更等について(裁判所ホームページ)

http://www.courts.go.jp/saiyo/jisin/soufusaki_henkou.html


東北地方太平洋沖地震の被災地域の受験希望者の方で受験申込みに関し特段の支障がある方の特例について(裁判所ホームページ)

http://www.courts.go.jp/saiyo/jisin/tokurei.html