11月、3週目のこども粘土教室は、

1月と2月は粘土教室がお休みなので

『おせち』とか『バレインタイン』を作ろうかと思いまして。

 

まずは『おせち』作りに挑戦しました♪ 

”おせち”のことを知らないであろう海外在住の子供達に少しでも日本の風習を知ってもらえたら。

ただ、おせちを作ると言っても、お弁当を作るのと同じで品数が多いので、しっかりと時間計算しながら作って行かないと、制限時間内に作り終えることができません。

 
しかも、かまぼことか伊達巻きは一般的な作り方だと、成形したら1日乾燥させてからカットする感じになるのですが・・・。
 
う~ん、どうしましょ真顔
どうやったら2時間、飽きずに作り、完成させられるだろうか?
 
子供向けにミニチュア作品を教えている、ねんドル(ねんどお姉さん)の本でも、1日乾燥させてからカットする作り方ですあせる
◆重箱を用意して。
カッターや電動ノコギリを使って木材を切り、子供達の年齢やレベルを考えて3サイズ用意しました。
もうちょっと高さがあった方が良かったけれど・・・仕方ない。細かく修正していたら子供レベルを大幅に超えてしまうから、我慢をして今回はこれで。
 
◆大きさの違う重箱を3サイズ用意して、サンプル見本を作り・・・。
↑夜な夜な、試作&サンプルを作っているところ。
サイズ違いを作ったのは、4歳の子でも作れる大きさでと要望をもらっていたので、今度のことも考えてやってみようかと。
 
◆問題のカットものの具材は・・・
2時間経過しても6時間経過しても、成形したかまぼこや伊達巻きはカットするのは無理(潰れてしまう)ということが分かったので、やはりこの作り方をどうにかしないとと↓
 
いろいろ悩んで考えて、
1個(1枚)ずつ作れる型を自作して使ってもらうことにしました。
というわけで、人数分のシリコン型を作り用意し。
 
◆テキストも用意。

このテキストには、サイズ別に今日作る具材作り方実物大のイラストが書かれてあるので、自分が選んだ重箱のイラストに合わせて、粘土を伸ばしたり形を作れば、ちょうどいいサイズと形の具材が作れるようになっています。

 

あ!そういえば

粘土はグレイスではなく、(グレイスより乾燥が早い)硬めのコスモスを使うことにしました。

 

いろんな工夫をしながら挑んだ

粘土教室当日は・・・結果↓
ビックリするくらいにスムーズに、もしかしたらお弁当よりも簡単に作れてしまったかもしれませんアップ拍手
みんな上手に作りました拍手飛び出すハート拍手!
 
きっと、これが大人だったら、
本物のおせちを知っているし、いろんな知識があるので、完成させるのにものすごく時間がかかったかもな~とかとか思ったり。苦笑
 
↑小さい小さい昆布巻きに器用に紐を巻いているAちゃん。
 
今回は、おせちのことを知らない子供達だったので、サンプル見本や写真をみながら「それっぽく形を作って満足していた」のが良かったのかも。
↑まだ4歳のR君のために大きめの重箱も用意しました♪
 
とにかく今日は(というか子供のうちは)
リアルに完璧に作るのではなくて、それぞれの形の作り方を知ること!
 
いや・・・というか、
もともと、子供の粘土教室なんて、形を作れたらOKで十分なんだよね。
 
でも、ついついねてへぺろ
その先を知ってしまっている私なので、そこからレベルを下げた作り方で作ってもらうのは、ものすごく大変なのです。
 
毎回そのことで格闘しています。笑
 
まあ、そんなこんなで『おせち』作りは無事に終わりほっと一安心。
 
少しでも”日本のおせち”を知ってもらえたらいいし、いつか本物を見て食べてもらえたらもっといいよね。
余った重箱で、販売用のおせちを作ったりしながら、12月の粘土教室のことをモヤモヤと考え。
2022年もあと1ヶ月。
ラストスパート、がんばります!
12月はクリスマスメニューで♪
 
コロナとか怪しい他のウイルスやらが、また広まっているようなので気をつけていきましょう。
 
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