「ワインコルク×ミニチュア」作成が続いていた時、

ちょうど友達のSさん(ブログ経由で仲良くなって以来、もう何年の付き合いかしら・・・の友達)から連絡があり、来月またパリに行くよ♪と。

 

彼女には、最近よくお世話になっています。

彼女がパリに旅行に来る時はいつも(運び屋のように)日本からいろいろと持ってきてくれるし、私が日本に行く時は毎回のように予定を合わせて会いに来てくれます。

LINEや電話で相談に乗ってくれる時もあったり・・・。

 

そんな彼女と彼女のお母さんへ、

(彼女のお母さんにもよく親切にしてもらっています)

パリに来た時に渡せたらと思って作ったのがこちら↓

 

ワインコルク作品づくりが続いているが・・・

ブルドッグと春夏秋冬 (ブログはこちら)
靴屋の看板犬ブルドッグ (ブログはこちら)
と続いていて、その勢いを止めたくなくて(止めるのはもったいなくて)、
ジオラマサイズのミニチュア作りの感覚とか
犬をモデルにしたミニチュアをもう少し作りたいという気持ちもあり、
 
日ごろお世話になっているまた別の友達に向けて、
彼女の愛犬であるヨークシャテリアをモデルにミニチュアを作ろうと思いました。
 

今回のテーマはパリですが・・・。

一年に何回パリに来ているんだろう?というくらいにパリ好きの彼女。
各国に行った時はその国のマグネットを買って、集めている(コレクター!?)ようだ
ということも耳にしていたので、
私の作ったマグネットも飾ってくれるといいなと思いながら(^^;)、
「ヨークシャテリア×パリ」のデザインで作ってみることにしました。
 
パリらしいって何だろう?
彼女の思うパリって何だろう?
 
日本の雑誌やTVで映し出されるようなパリ生活(パリの色)の中とは違う、
地味で平凡に生活している私にはなかなかの難題でした。笑
でも、彼女のことをたくさんたくさん想いながら、
頭に浮かんだものを紙に書きだしていきました。

 

ミニチュア ヨークシャテリアとパリの作り方

ヨークシャテリアとパリを作るとなると、

・ヨークシャテリアの作り方(オーブン粘土・樹脂粘土・塗装)

・花や食べ物の作り方(樹脂粘土)

・噴水や街頭の作り方(樹脂粘土・UVレジン・ワイヤー)

・背景の作り方(ジオラマ資材・画材・ビーズなど)

を使うことが分かりましたが、

一番時間がかかったのは、レイアウトを考える時間キョロキョロ

 

<犬・ヨークシャテリアを作る ※成形~色塗り>

ブルドッグの春夏秋冬と作った時と同じ流れです。

右差し胴体はブルドッグの時に作った自作のシリコンモールドを使い、
顔は新しくオーブン粘土で原型を制作。

 

<エールフランス・飛行機を作る>

右差しオーブン粘土で作るか、樹脂粘土で作るかで迷い、

まずは樹脂粘土で作ってみることにしたら、成功。

胴体や翼をそれぞれ作り、半乾き~乾燥させて、ボンドで組み立てる。

右差し絵具で着色。細かい部分はスタンドルーペを使いながら描く。

 

<その他 パーツを作る>

右差し花や石畳は樹脂粘土で作成。

右差しエッフェル塔は粘土で作ってみたが、いまいちパッとしなかったので、チャームを使用。

右差し街頭は、針金+樹脂粘土+ボールペンのプラスチック芯+UVレジンで制作。

右差し草類は、ジオラマ用の芝生やライケン(モス)を使用。

 

※実は、この「作業の様子」をブログにのせる予定はなかったので、

細かく写真を撮っていませんでした。よく分からない写真もあると思いますが、

なんとなく想像していただければ(-_-;)ありがたいです。

 

<”ヨークシャテリアとパリ その2” 完成>

ポイント
・友達のインスタグラムの写真を参考にしながら、
テーマは【パリの街並み×花×愛犬】に決定。
・ザ・PARISだけれども、食べ物より街並み重視で、
ワンコを引き立たせる(写真に撮りたくなる)色合いと背景に。
・ワンコの可愛らしいカメラ目線に胸キュン。
 

アセアセコンコールド広場にある噴水をオーブン粘土で作ってみたが、

歪みがあるし、レジン液を固めて作った水が下手くそすぎ。

見る人によっては噴水に見えないかもしれない(^^;。

 

今の私なら、型を使って(オーブン粘土なり樹脂粘土なりで)丁寧に作ることができるだろうな・・・。

あの時があったから、今ならと思えるのだけれども。

 

<”ヨークシャテリアとパリ その2” 完成>

アセアセワインコルクの手前真ん中に穴をあけたのは、
本当はバゲットではなくて、ショーウィンドウ的にスイーツ(ケーキ)を並べたかったから。
でも時間切れ(間に合わなくて)で作ることができず。
 
アセアセカフェを楽しんでいるシーンとか、
ワンコを擬人化させてみるとか、
やっぱりスイーツがあれば良かったな・・・とか
今ならいろいろなアイディアが浮かぶのですが、
この時はこの時で、時間制限とかその時の自分が出来ることの中で一生懸命作っていたので、悔いはありません。
今思ったこと(感じたこと)は次回に活かせたらと思っています。
 
制作依頼