フランス在住者(海外在住者)家庭にとって、
大使館から日本の教科書をもらえるというのは嬉しいこと。
※無料配布してもらうためには(受け取りに行くか郵送)、
申し込み期間中に申し込む必要があり、
一度申し込みをすると次回から(申し込みなしで)自動的に配布してもらえるのですが、もしも配布期間中に受け取りに行かない時があった場合は、次回の配布リストから削除されてしまうので注意が必要です。
それにしても、「こくご」や「さんすう」は、自宅または日本語教室などで勉強する子供は多いと思うのですが・・・。
「ずがこうさく」 「あたらしいせいかつ」
「新しいどうとく」「おんがく」
の教科書を使っている家庭はどれだけいるのでしょうか?
私が小学生だった頃はHNKの教育テレビを見るの好きだったのですが、チョーさんで有名な「たんけんぼくのまち」だったり、おでこのめがねで デコデコ デコリーン♪の「それいけノンタック」だったり、
ものづくり系だったら「ひとりでできるもん」だったり、ノッポさんの「できるかな」だったりね。
そういうのを見て、生活や社会について学ぶことができたし、チョーさんが描く地図の絵は、当時の私に、街の全体像のとらえ方とか地図の書き方を教えてくれたと思っています。
だからかな?
私は「図画工作」「道徳」「生活」の教科書が大好きです。
って、あれ?
私が小学生だった頃は”せいかつ”の教科書なんてあったっけ?
植物を育てるとか動物を飼育・観察するとか学校を冒険するとか地域の人と交流するとかの内容で、理科のような?社会のような??工作のような???
調べてみたら、「理科」でもない「社会」でもない「まったく新しい教科」だそうで、ウィキペディア【生活(教科)】には
1.自分と社会(人々や地域)とのかかわり方
2.自分と自然とのかかわり方
3.活動・表現技法の習得
が指導目的に掲げられているようです。
しかも、先生(教師)の指導の仕方・進め方も分かりやすく記載してあるので、ある意味、保育の指導計画本にもなりそうで、(私がこどもアトリエをやり始めた当初に)知りたかった内容だわ!笑
今、こうやってブログを書きながら、「せいかつ」の本をめくっていますが、「こどもアトリエに使えそう!」なくらい面白いですよ、これ。
昨日は水曜日で、
午後からはママとの日本語の勉強&アトリエの日でしたが、「道徳」の本を読みました。
道徳の本は、絵本として使ってもいいような内容(短いお話)がいっぱい載っているのでなかなかいいですよ。
(小学校1・2年の教科書の場合だと)漢字の部分にひらがながふられてあるので、ひらがなを読める子なら1人でも読める難易度です。
日本語を勉強した後は、恒例のミニアトリエ!・・・で、今回は軽量粘土を使ってクリームマグネットを作るつもりだったのですが、日本語の勉強に時間がかかりすぎてしまったので、予定を変更。
家から徒歩20分くらいの所にある、改装されたばかりの公園を見に行くことにしました![]()
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「ずがこうさく」の教科書はたまにチラチラと開いて見てはいますが、
小学1、2年生の教科書は幼稚園児でもできそうな基本的なレベルだし、現地(フランス)の幼稚園・小学校でも工作や絵画の授業でいろいろと作ってきているし、私の中でこの教科書は、1,2年年生ではこういうことをするんだな~と参考にする程度に使っています。
ちなみに、年長さん(5歳)のゆゆちゃんも、小学2年生(8歳)のりりちゃんも、それぞれの担任の先生から、今の年齢以上の絵の才能と物(立体・空間)のとらえ方が出来ていると言われています。
りりちゃんの先生からは美術の学校に行かせたら?なんて言われているのですが・・・私から言わせると、日本に住む子ども達の方が遙かにレベルは高く、りりちゃんなんて6歳レベルでは?と思うのですよね。
「ずがこうさく」に掲載されている絵を見ると余計にそう思うのですが、
でも、娘達が勉強以外のところでも評価されている様子を見ると、
私がやっている子供とのアトリエ・工作・遊び・子育て環境は、間違っていないのかな?と思えて、素直に嬉しいです。
「La Petite Maison+α」が、
フランス・パリで暮らす日本人&家庭(子供、パパ、ママ)にとって、
必要な場所、楽しい場所、成長できる場所、学べる場所の一つになるように、今日も頭を練り練り、頑張ります。
↑格好いい事をつぶやいちゃっていますが
学校を作りたいわけではありませんから![]()




