皆さま、こんにちは(*^▽^*)
現在、世の中は様々な受験期間中ですね。
そう書いている私も、今週は大事な二次試験(実技・実演)があります
体調管理、知識の維持、そこまでのモチベーションの上げ方など・・・。
長い期間準備してきただけに、緊張感度合いが半端ではありません。
色々悩み、考えてしまいますが、
とにかく今まで学んだことを精一杯発揮してきます。
そして、試験が終わったらその足で、一緒に勉強した仲間と共に、
銀座であんみつを食べる予定です
美味しく食べるためにも、悔いの無いようにします!!!
今日も引き続き1月のサロンで頂きました、チーズについて書いてきます。
どうぞ、お付き合いください。
名前: Ossau-Iraty Brebis Pyrenees
オッソー・イラティ・ブルビ・ピレネー
プロフィール: フランスのピレネー地方で作られている、
羊乳製の圧搾タイプのものです。
名前の由来はベアルヌ地方のオッソー谷と、
バスク地方のイラティの森から名づけられています。
ブルビは羊乳という意味です。
初夏から秋にピレネーの山々に上げられた羊が、
高山植物を食べて薫り高い羊乳を出し、
それから作るものが最高級品とされています。
また、マネック・テット・ノワール種という羊の乳を用いています。
フランスのピレネー地方、アキテーヌ圏
ピレネー・ザトランティック県とオート・ピレネー件の一部の村落
羊乳製
最低授受製期間大型3ヶ月小型2ヶ月
大きさは4~5㌔または2~3㌔
最低MG50%
外観:角が丸い円筒型。
周りがやや赤いものから濃いベージュ色の硬い皮が覆われており、
スノコの上において熟成するのでその模様がついている場合もあります。
やや個性的で荒々しい外皮の印象です。
中身(生地):詰まっている、白っぽいクリーム色の組織で、
もろもろっとしており、しっとりとしています。
若いものは割りと弾力があり、置いておくと少しずつ脂が浮きで来きます。
時々米粒大のチーズアイがあることもあります。
風味:ナッティで、生ーモンドや煮詰めたミルク、
ものによっては蜂蜜のような濃厚な甘みがあります。
羊乳独特の旨みとコクがしっかりと感じられる、
優しさの中に一本筋が通った、滋味深い味わいです。
コメント(総評): 今回頂いたものはとても状態がよく、しっとりとした生地で、
芳醇な羊乳を堪能できるものでした。
中程度の熟成具合で、程よい塩味とミルキィ感が相まって、とても美味でした。
外皮の赤い色も鮮やかで中身との色のコントラストあり、
見た面にも楽しいチーズでした。
オススメの食べ方: やはりまずはそのままを一口。
芳醇で滋味深い羊乳の風味を堪能しましょう。
その後はスリーズ・ノワール(ブラック・チェリー)のジャムと共に頂きます。
塩味とミルキィ感、そして甘酸っぱいスリーズ・ノワールの味のコントラストを
堪能してください。
意外に塩味がしっかりしているので、森の蜂蜜などとも相性抜群です。
合わせるワイン: やはり地元、バスク地方のワインが合うと思いますが、
やカオールなどの黒ワインともバッチリです。
一方で、とても洗練された味わいなので、
上級な赤ワインや樽が効いた白ワインにも引けを取りません。
ボルドーの上級赤やソーヴィニヨン・ブランの白ワインもオススメです。
熟成度合いが若いものには若いワインを合わせましょう。
オッソー・イラティ・ブルビ・ピレネーを良い状態で買うポイント
写真のように、表皮が割りと鮮やかな色合いのものの方が、
美味しい場合が多いです。
しかし、熟成期間が長めものは表皮がねずみ色ががかったものもありますので、
好みに応じて選んでください。
密閉された真空パックで長期間保存されていないものを選びましょう。
また、表面に脂が浮いていないものが良いですね。
オーダーしてからカットして頂くことをオススメします。
このチーズとスリーズ・ノワール(ブラックチェリー)のジャムの組み合わせは、
最高のマリアージュです
是非一度お試しください。
ではまた、明日~(^-^)/
(Ecrit par A. N.)