介護福祉士の危機 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

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医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
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「相手を思いやる気持ち」を大切に、
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 介護の現場を支える介護福祉士の養成学校が定員割れで、閉校の所もでて参りました。

ある学校では、オープンキャンパスでも、昨年度の半分だそうです。

 鳴り物入りで、介護、介護と政府は保険も導入いたしました。


しかし、現場の職員がいなくては、絵に描いた餅と言わざるを得ないでしょうか?


 意気に燃えて、免許をとり、現場でに行く。

そこで、見た実態は、

なにせ、人手が足りなくて、良いサービスを提供できないのが現状だそうです。

又、労働の対価も、極めて低く、如何にお年寄りに親切を心がけていても、

余りにも低賃金、過重労働の実態だそうです。


 この介護保険制度は、昨年の4月に給付制限や、介護報酬を引き下げるという、

政府の方針でした。

 何らかの理由で、止めたいと思ったことはありますか?

よくある

時々ある


その原因は

給料が余りにも低すぎる

仕事がきつい

理想の介護ができない・・・


 卒業生の多くは、意気に燃えて、就職するも、

待遇面が余りにもプアーだそうです。

 具体的には、資格を取っても、月給13万程度との事です。


これは、事業所に支払われる介護報酬が少なく、訪問介護も少なくなり、

 昇給無し

 供与無し

 残業代無し


 正に、ないないずくし

これでは、なり手も激減するのも当然では?

 資格を取っても、それが、生かされなければ、進んで学校に行こうという人が

少なくなるのも当然と思われます。


 又人手不足から、連続20時間勤務という事もあるそうです。

無論医師でも、勤務医の過酷な労働条件は今更いうに及びませんが・・・


 その点、公務員である福祉担当の職員さんは、如何でしょうか?

やはり、最低時間給が、免許のある人には手厚くするのが、当然と思いますが。

 我々の世界でも、免許のある人は、当然高い相場で動いています。


 政府の方針は、まず、理想論から始まりますが、

現場の実態にまず目を向ける事が最優先ではなかろうか?。。。

  http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院