健康志向型社会への変遷 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は町内の方のお通夜で明日は葬式となります。

 さて、人間生まれたからには誰しも健康になりたい、健康でいたいと言うのは万人共通の願いと

思います。

 まさか、自分は大酒を飲んで不健康でいよう、病気になろう等とお考えの方は誰もいないと思います。

 毎夜、毎夜深酒して、タバコの二箱、ブラックコーヒー4杯、睡眠時間は少なく、インスタント食品

のオンパレードの人は「病気予備軍」「病気になろう人間」といわざるを得ません。

 反対に、自分を律して、食事等も日々気をつけている人達を「健康志向人間」と評価されます。

これからの歯科医院は最近この健康志向人間の方が増えてきていると思います。

 現在の保健医療制度の崩壊はもうすでに数年前から問いだたされていますが、政府の抜本的な対策は

何も無く、ただ先送りした姿が今の我々保険医を奈落の底に突き落とすが如きの対応と言えなくも

ありません。

 先ほどの話に戻りますが、「健康志向人間」は自分の健康には非常に貪欲であり、お金をかけただけの

対価が無いと当然納得はされません。

 保険治療の不透明さで、知らないうちに支払い基金等の第三者が判断して支払われるシステムには

一抹の不安すら覚え納得はされない人が多いと思います。

 これは、世の中が安かろう悪かろうでもある程度通じた時代はまだしも、今のこの物に溢れて、

お金さえ掛ければ好きなものは、何でも手に入れる事が可能です。

たとえば如何に安いラーメンでも味が悪ければ消費者にそっぽを向かれかねません。

反対に少々お高くついても、究極のラーメン、鉄人のラーメンを食べてみたいと思うのは私だけでは無い

と考えられます。

 これからの医療界の大きな改革は「病気指向社会」から「健康志向社会」へと大きく流れが変化して

いる点を鑑みて自医院の方向ずけをしなければならないと思います。

 私の所でもより白く、より健康な歯肉、より快適な噛み心地・・

とニーズにお見えに成られる顧客層が年々増加傾向にあります。

                       http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院