これからの医療界の明暗とは | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は昼、妻とスタッフとでラーメンを食べに行き私は味噌ラーメン定食でした。

さて、最近年金需給問題等で政府が掲げる年金改革問題で、数年前から言われていて、皆さんもご存知の

様に、現代の日本は正に少子化傾向が進んでいるてんです。

 直近の統計によると日本人女性の平均出生率は、1,3人まで減少しています。

もっと昔では3人、4人などもそれほど珍しくも無い現象でしたが今の時代に4人と言うと、反って

驚かれるくらいです。

 ではどうしてその様な傾向になったかはここではコメントはしませんが、

私が勤務医の時代では、小児の患者さんは、よほど痛くならなければ親御さんに連れられて来院という

光景は見られませんでした。

 しぶしぶ母親に連れられて、泣きじゃくり、母親の厳しい言葉で診療室に放り込まれたものでした。

神経まで到達した虫歯で昨日から「ズキン!ズキン」として、夜も寝れずに来院してきたものでした。

 まずは麻酔をして・・という治療、虫歯を削り、今では余り使用されなくなったアマルガムという

銀の詰め物も多用されました。

 しかし、今ではその様なお子さんはほとんど見かけられません。

次に必然的に起こりうる事が「高齢化」です。

 一般的に高齢者の方は、「歯周病」の治療をして一本でも自分の歯を残したい

という素朴な欲求から入り、入れ歯という過程で訪れます。

 高齢者の方は、当然歯科の受診経験、年数も長く、技術の比較対象をして、院長の技術を

良く見極めて判断します。

それには、高度な技術と、熟練が加味された、いわゆる、臨床経験の蓄積による「つぼ」

「勘所」が必要となります。

 では、これからの、歯科医療界の今後のあるべき姿、展開はと言いますと、

私の全くの個人的な意見ですので、軽く聞き流して頂ければいいのですが、

 今まで、歯科というのは、狭い口の中の歯という臓器のみを対象にして参りましたが、

これからは、トータルで患者さんを診ると言う認識に改めなければ成らないと思います。

 患者さんの全体を診て捉える

それには院長自身が隣接医学の勉強が更に必用視されてくると思います。

そこには血圧、問診、他の疾患などを把握する必要があります。

 キュアから予防へ

つまり予防的観点を導入する事。それには定期健診等の働きかけも重要になってきます。

 痛い歯科治療から痛くない治療へ

当院では数年前からレーザー治療、電動注射器等を導入しています。

 審美的な要素

今や成人のライフスタイルはここ数年大きく変貌いたしました。

私も含めて誰しも「美しく老いたい」という願望が大きくなってきました。

 銀色のつめ物から、白い詰め物、白い歯、美白効果などです。

 昔からの義歯から精密な良く噛める事ができる精密な入れ歯へとニーズも多様化してきました。

どの業種も、たとえば大手の大企業に入れば生涯安泰などとたかをくくっていると、合併、

合理性の為に生き残りをかけたリストラで肩叩きに刑になりかねません。

 医療界とて特殊な事ではなく、

「明日はわが身か」と気を緩めずに、気を引き締めて、毎日を漫然と生きている、ふと気がついて

周りを見渡すと、自分ひとりが取り残されて、患者さんに必要でない歯科医医にもなりかねません。

 医院、歯科医院も会社の規模からすれば零細企業に属し、医師、歯科医師である院長自身が、

自らを奮い立たせて、道を開拓しなければならない時代に突入しました。

 ではこのサバイバルゲームに勝ち抜く為には

社会常識を兼ね備えた院長の人間性、生き様から磨き抜かれた、人に対する温かい心、

迅速で的確な判断、技術、取り巻きの心豊かなスタッフのおもてなし・・

等の総合トータルの判断で、患者さんからの信頼関係の構築がなされると思います、

 苦しい時代だ、冬の到来だ・・

では無くて、後から進出してくる優秀な医師、歯科医師の諸先生方にあらゆる点で模範、お手本になるよ

うに、私も日々一層研鑽を積んで、がんばりたいと思います。

 「冬来りなば春遠からじ」の心境で「侮らず」「あせらず」「あきらめず」

の非核三原則で行きたいと思います。   http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院