御金神社は、京都市中京区のビルやマンションの
谷間にある小さな神社で黄金に輝く鳥居が特徴的です
“金”にまつわる神社なだけあってか
拝殿前の鈴を鳴らす大縄は輝かしい金色をしています。
また、小塔や屋根瓦1つ1つに「金」の文字が入り、金色の目をした狛犬や
金色のおみくじなど、こじんまりとした境内ですがゴージャス感が漂う神社です。
この御金神社の祭神は、日本神話に登場する
金山毘古神(かねやまひこのかみ)です。
こちらの神様は、“鉱山・鉱物の神”として金属全般にご利益を授けてくれるお方です
金属と言えば昔は、鏡・刀剣類・鋤・鍬などの農耕器具に欠かせないものでしたが
現在は鉄や銅、ウランやプルトニウムなど金属の種類は多く
それらすべてを司る神様とし、鉱工業関係者からも篤い信仰を受けているようです。
また、それが転じて、通貨に用いられる“金・銀・銅”も同じ金属としての
ご利益があることから、“お金の神様”として広く崇拝されています
社殿が建立されたのは明治16年です。
それまでは民家の中にひそかに祀られていましたが、神社ができると
“金神(こんじん)様”の愛称で親しまれ、地域の人たちから参拝をされるようになりました。
また、最近のパワースポットブームでメディアに取り上げられると知名度が一気に上昇。
全国から“お金の神様”のご利益を求め、多くの参拝者が訪れるようになりました。
私も御利益がありましたよ