産経ニュースによると、わずか20席の一般傍聴席を求める行列が早朝からできた。傍聴希望者数は3769人で、倍率は約188倍だった。この日、清原被告は落ち着いた紺色のスーツに身を包み、深く一礼して法廷へ入ったという。
検察側は冒頭陳述で、清原被告がプロ野球選手を引退した2008年すぎから、覚せい剤の使用を始めたと指摘。清原被告の供述調書も証拠採用され、「引退後、目標をなくし生活が乱れた。コーチや監督を希望したが、声を掛けてくれた球団はなく、心の隙間を埋めるために覚せい剤を使った」との内容が読み上げられた。(引用)