親知らず | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今回は久しぶりに?お固く(笑)


親知らず


不届き者ではないですよ^^


顔の正中から数えて8番目の歯


親知らず


正式名称は智歯・第3大臼歯と言います


おおむね20歳ぐらいで生えて来ます


親の知らぬ間にあやしい事を?


いえいえ親の知らぬ間に生えてくるので親知らずと呼ばれるように


なったとか


又の説では


親知らずが生える頃には親がいない


平均寿命が短い昔の話でしょうね


4本すべてが生えそろうことがあるかと思えば1本の人も

無しの人もいます


ただはえる場所の余地が無い場合が多いので


曲がって横に生えてくることが多いと言えましょう


この歯が炎症を起こすと


Perico(智歯周囲炎)と呼ばれ極めて辛い拍動痛となります


炎症の4症状のうち発熱する事も多いです


又開口障害といわれる口が開きにくくなり


開口2横指(2本指がせいぜい入るくらい開けにくくなります)


リンパ節の圧痛(オトガイリンパ節を抑えると痛い)


予防法は


届きにくい場所への適切なブラッシング


ペングリップで持ち斜め45°の角度でストロークを小さく小刻みに

ヒットさせることですね


痛くなったら


歯科医院で切開・排濃し膿の出口にガーゼドレーンといわれる管を作ります


抗生物質と鎮静剤、末期なら炎症剤も投与します


含そう剤(うがい薬で良く洗う)も外用されることもあります


 根治療法は抜歯ですが真横に生えていたり骨の中に深くもぐっつていた


り下肢漕神経が近くて下口唇麻痺を起す可能性がある場合は


専門外来で抜歯となります


 転ばぬ先の杖


お気軽にホームドクターへ行かれることをお勧め致します