患者さんの深層心理 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

歯科治療というと何故か気が重い、気が進まないというのが一般的であると思います。


医院サイドからすると「痛いときだけの駆け込み寺なんて何と都合がいいんだ」


とお思いになる先生もいるかと思います。


 しかし、反対に相手の身になれば、


重い腰をあげてやむなく歯科医院の玄関の門を叩く時の思いを考えればそうとばかりはいえないと思います。


 私も臨床を23年続けて来て、思う事は


では、「敷居が低い歯科医院はないだろうか?」


「何故、来るのが楽しくなる歯科医院でないんだろう?」


 と考えるようになりました。


たとえば女性の皆さんがきれいになろうとしてエステに心弾ませて行かれると思います。


穏やかな場の雰囲気が漂い、気分が安らぎ、帰る時には心の満足をも得てお帰りになられる。


 歯科医院とて昔は虫歯の渦、私も攻め寄せて来る患者さんを捌くのに精一杯で、とても一人一人の心のケアおも配慮して


診療できたかというと、定かではありません。


 私は囲碁も将棋もしますが、物事の局面を捉えるに、かならず、うまく行く時にはそれなりの、最善手があります。


反対にうまく行かない時にはかならず、悪手とまでは言わなくてもその局面にぴたりとマッチした手を着手していないのが、


後の感想戦で判明できます。


 すべて物事は「ギブアンドテイク」の精神が必要と思われます。


患者さんは誰しも痛かったり辛かったり、病気になった弱い人間なんだ、平等に愛される権利があるんだとお思いと思います。


 患者さんも10人10色です。


恐がりさん、気難しい人、元気な人、おとなしい人、痛がりの人、我慢強い人、歯に無関心の人・・・


色々な人が来院されますが


 どの人でも理由はなんであれ我が医院を選択してくれた人には紛れの無い事実です。


私の場合は大きな度量を持ってまずは医師として「傾聴の精神」でぐっと踏ん張り聞いてあげる事だと思います。


そしてまずは痛い歯を助ける事に全力投球をし、その後患者さんの心の扉を広げてから、初めて、保健指導とか、生活習慣等を


お話しすれば、相手の耳に飛び込んでくると思います。


 人を変える事は難しいが自分を変える事は努力次第で何とでもなります。


名医とは技術面、精神面共に優れた人で、自分を律する強い心の持ち主であると思います。


まだまだ私自身その域に達してはいませんが、前向きに日々診療に精を出しますので、


皆さん、よろしくご指導の程お願い致します。


      http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院