こんにちは!
突然ですが、高1になった息子が塾を変えることになり、先日、とある塾の面談&1日体験に、私も一緒に行ってきたんです。
最初の面談で、担当者の方が来るなりいきなり、だ〜〜〜〜〜〜っと話されたんですね。
「高1か〜。そうやな〜〜〜これから10月には、いや、11月やったかな〜。それくらいには文理選択を迫られて、来年からパカッと文理が分かれるから、どっちにいくか決めなあかん。まずこれが君にとっての最初の大きな選択やな。あと、まず行きたい大学に実際に行ってみたらええと思うで。実際に行ってみたら思ってたんとちゃう!こんな山登りいやや!とか結構あるから、夏休みとか実際に行ってみて、これやったらやっぱり〇〇大学にしょうかな〜とか思うかもしれん。それから・・・」
って、こっちの話を聞くことなく、ひたすら話されたんですけど、一般的な話や当たり前の話をされて、本当にうんざりしてしまったんです。。。
とにかく私の心は、
「まず、こちらの話を聞いて!!」
ということでした。
文理選択の時期なんて多少学校によって違うわけで、うちの学校ではどうなのか聞いて欲しいし、今まで塾にいっていたのかとか、なぜ塾を変えようと思ったのかとか、大学付属の高校に通っている息子に、塾に何を期待しているのか?受験なのか、単純に定期テストの点を上げたいだけなのか?とか、内部進学についてどういうルールがあるのかとか、受験なら国立を目指すのか私立を目指すのかとか、東京の大学なのか関西の大学なのか、なぜそこの大学に行きたいのか、なぜその学部に行きたいのかとか、、、
学校の事情とか、息子の気持ちとか、親の意向とか、聞いてもらった上で話さないと意味ないですよね。
そんな一般的な話はネットにあふれているので、そんなことをわざわざ足を運んで聞きに来たわけではありません。
こちらの事情、気持ち、意向を理解してもらい、それにあった話を聞かせてもらうことで
・ここなら自分にあった学び方ができそう!
・ここなら今抱えている悩みや課題を解決できそう!
・ここなら自分の希望を叶えられそう!
・この人なら今後も相談できそう!
・この人ならもっといろんなことを教えてもらえそう!
・ここで学びたい!
と思うわけです。
これは、教室の体験会でも全く同じで、ひたすら先生が持っている知識や情報を話すだけでは、生徒さんの満足度も信頼感もあがりません。
生徒さんは、自分の話を聞いて欲しいのです!
・なぜ体験会に来ようと思ったのか?
・なぜおしゃれな文字を書いてみたいと思ったのか?
・今何に困っているのか?
・どうなりたいのか?
・おしゃれな文字をどんなふうに活用したいのか?
・資格をとって仕事にしたいのか?
・なぜこの教室を選んでくれたのか?
そんな質問を投げかけることで、生徒さんの事情や気持ち、意向や願望が理解できてくると思うし、その上で、生徒さんに合った情報を話すことで、満足度や信頼感、安心感がでるものです!
つまり、先生が体験会時にやる大事なことは「聞く」こと
生徒さんの話を聞くことです!
生徒さんの話を聞かないで
「やりましょー!」
「一緒に頑張りましょうー!」
「絶対おすすめです!」
なんて言ってもダメです!
生徒さんの話をまずしっかり聞いて
「それならこういう方法がありますよ!」
「それならこういう方法ならできますね!」
「それならこうすると良いですよ!」
と、生徒さんに合ったお話をしましょう!
レッスン中にそんな話が出来ると良いですが、レッスン中は、先生は技術をお伝えするので忙しかったり
生徒さんのほうも、書くことに一生懸命で、なかなかそんな自分の気持ちを話すことができなかったりします。
なので、できればレッスン後にティータイムを設けて、
レッスンを終えてホッとしたリラックスタイムに聞いてみるのがオススメではあります!
コロナでティータイムをなくしてしまっている方も多いですが、ティータイムってクロージングにおいてとっても重要な時間なので
レッスン内容を少し減らしてでも、ティータイムはやっぱりやったほうがいいと思います。
(こちらは本部でのお茶会の様子)
参考にしてください♪