これでいいのだろうか? | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

考えなくてもいい事を考えてしまうのは、良くないなあと思うのだけど、それでも考えてしまう。


父を閉鎖病棟に入れて、よかったのだろうか、と。



はっきりいって、父が家にいる間、母も私も消耗して限界だった。
いつ徘徊するかわからないし、大声で叫び続けるし、、、


母と私(とAさん)がちょっと休憩するためには、父に入院してもらうしかなかった。
実際に、父が入院して、だいぶ楽になった。
その分、父への後ろめたさがあるというか、、、、



そんな父は、、、

今週の月曜日に保護室に入った時の病院側の説明では「数日で落ち着くでしょう」とのことだったし、担当医は「一カ月をめどに何とかしましょう」と言っていた。。。

が、今日も保護室で拘束されている。。。
薬の影響でうつらうつらしている。


それと、入院する前に、就寝前の薬がセロクエル25mg錠からジプレキサ5mg錠に変わったんだけど、閉鎖病棟に入院するって決まった頃に薬も飲まなくなってしまって、、、

入院して、個室にいた時は、まだましだった。
この状態なら相部屋でも大丈夫でしょうとのことで、4人部屋に移って、それからまた悪化→保護室・拘束、となった。

で、薬がジプレキサ5mg錠内服→ジプレキサ筋肉注射になって、呂律が回らないし喋っている内容も昔の記憶と妄想と幻視とでぐっちゃぐちゃ。

保護室から食堂が見えるから、
「あそこにHさんがいる」
「今日はZ・Hの旦那が居る」
「組合のEが居るから、ちょっと行って頼んで来て」
などなど他人が知り合いに見えるらしい。。。

火曜日に伯母(父の姉)二人がお見舞いに来て、暫くお喋りして、、、
翌水曜日に、私が「昨日は伯母さん来た?」って問いかけたら、父は「来ないよ。だってここまで2時間かかる。遠いもん(フニャフニャとした喋り方で)」と言うし、、、


昨日か一昨日から、ちょっと投薬に変更があったらしく(詳しく訊いてない(;^_^A)、日中も寝たりウトウトしたりで、、、


状態が落ち着くまでは詳しい検査も出来ないとのことで、まだ採血しかしていない。
担当医によると、肝臓の数値が少し高いと言っていた。。。


父のせん妄(?)は、良くなるのだろうか?治るのだろうか??


どんどん崩壊していく父と接していて、「ああ私ファザコンじゃなくてよかったなあ」とか、「この人が入院している間はゆっくり休まなきゃ」とか、「でもなるべく毎日会った方がいいんだよなあ」とか、とか、、、モヤモヤしっぱなしだ。

この後ろめたい気持ちを、いつか、「あの時はあんな事でうじうじ悩んでたんだよね~」なんて笑える日が来るのだろうか?




それにしても、介護用のおむつって結構な出費だ。。。
今後介護用おむつ及び漏れ防止パッドの需要は増え続けるのだから、赤ちゃん用おむつの需要が減っても、おむつ業界は安泰だなあなどと思ってしまったり。。。