私の父は病期Ⅲの食道胃接合部癌と診断され、治療方針の説明を受けました。
術前補助療法として、まずは化学療法を行います。
抗がん剤のシスプラチン、フルオロウラシル(5-FU)、ドセタキセルを5日間点滴し、その後3週間休む。これを3回やるのです。
効果が出なかったり副作用が激しかった場合は切り上げます。
そして、手術です。
食道胃接合部癌なので、食道をほぼ切除し、胃もある程度切除します。周辺のリンパ節を取り除きます(リンパ節郭清)。残った胃で食道を再建します。これを胃管といいます。
父はこの説明を受けた時、
「内視鏡手術で済むと思ってた」
と呟きました。
お医者さんは、
「術後は、今までとは違う体に生まれ変わったと思ってください」というようなことをおっしゃいました。
リスクもあるし、術後のリハビリも大変だろうとは思いつつも、不謹慎ながらショッカーとか改造手術とか連想してしまいました。。。