町内会・自治会による移住促進 | スマホdeスマ歩(準備中)~No Walking,No Life!~
金沢市で町会が仲介役となって移住促進に乗り出すそうな。
以下、中日新聞WEB版からの引用である。

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【北陸発】金沢の過疎地 空き家に若者 東原町 町会仲介し移住促進へ
2014年7月18日

 金沢市の里山地域で過疎が進む東原町に八月、女子大生が移り住む。移住者は
十二年ぶりで、高齢化に悩む集落には念願の二十代。多くの若者を呼び込もうと、町会
は空き家持ち主と移住希望者をつなぐ珍しい紹介事業にも乗り出す。(日下部弘太)

 東原町は市北東部の富山県境に位置。三十年前は二百人以上暮らしたが半分ほど
に。高齢化も進み六十代も「若手」という現状だ。移住するのは金沢大 四年の
岩城由貴子さん(22)=三重県出身。市内のNPO「くくのち」が企画した実施研修事業
などで関わり、昨年末、住民の集まりで「移住したい」と直訴。熱意に触れた町内の
男性が、空き家を所有する親戚に掛け合い実現した。

 修繕費は男性が負担し、家賃でまかなう。払いきった後の家賃は所有者と町会に
入る。今月上旬、町会代表者と岩城さん、くくのちのスタッフらが会議。「班は第三班
やね」「酔っ払って壊したら自分で直すんだよ」など和やかに話が進んだ。今後、別の
二十代女性も同じ家に住みシェアハウス(共有)化する。

 会議で移住促進策も検討。若者は力仕事や集客で力になる半面、資金面など
信用力が低く、草刈りや掃除など集落の決まりも知ってもらう必要がある。 そこで
町会が仲介役に。空き家情報を集め移住希望者に提供。貸主が安心し移住者も
円滑に暮らせるよう、町会が「審査」すると決めた。

 空き家対策は全国で問題化し石川県内も急増。県などによると、二〇〇八年は
七万二千戸と五年前より一万戸近く増え、その後も増加傾向。東原町の取り組みに
ついて香川県のNPO空き家活用研究会の小西勇代表理事(65)は「自治会が乗り出す
のは先進的だ」と評価する。

 東原町の小島正雄町会長(61)は若者の移住を「活性化につながる」と歓迎。町内に
他にも空き家があり「ぜひ利用につなげ集落を維持していけたら」と話す。◆********◇********◆********◇********◆********◇********◆********◇


「若者は力仕事や集客で力になる」
「草刈りや掃除など集落の決まりも知ってもらう必要がある」
「町会が『審査』する」


うーん、こんな古臭い事を言っていて移住が進むんでしょうか。
「移住したい」と直訴するような熱意ある今回の女子大生のような方はともかく…。