酒好きな私は、いつでも庭で昼間から飲めるよう、
バーベキューコンロを作りました。
まず正午に風呂に入り、お気に入りの庭で、焼き鳥と酒とタバコ・・・・・・。
至福の時・・・・・・間違いなし。
`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!
色々なHPを調べましたが、コの字型がほとんどです。
バーベキューといっても殆どが焼き鳥になりそうなので、
焼き鳥コンロといっても過言ではありません。
さらに!
なぞさん が、うちで手作りの焼き鳥 をご馳走してくれると言うではありませんか!
↑うまそ~!
これはもう焼き鳥に特化したコンロにしなくては!
あ、でもバーベキュー兼用にしました。
`;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォォ!
まずは片っ端から情報収集!
耐火レンガ・耐火モルタルが当たり前の世界ですが、
色々情報を収集した結果、耐火レンガは水にメチャメチャ弱い。。。
水が触れる環境では使用不可とのこと。。。。。
(水分含んだまま使用すると爆発の可能性あり。)
水が触れない環境を作るためには屋根も設置しないといけない。。
そんな金・・・・・・・・・・・・なし。
悩んだ挙句、まったく耐火ではない仕様で製作することにしました。
使用後に急速冷却しなければ大丈夫かな・・・・・。
多分熱でモルタルやレンガがボロボロになるだろうけど、
自作だし、壊れたら補修しよう・・・・・。
ってことで普通材料で製作開始! (大丈夫か?)
1.設計
設計をしないと材料がどのくらい必要なのか分かりません。
無駄な買い物をしない為にも必須です。
コンクリートブロックで土台を作りその上のレンガがコンロになります。
焼き鳥の場合はアングルで串を支持し、
バーベキューの場合はメッシュをベタで置くことにしました。
当初アングルではなく、丸鋼で串を支持しようかと考えておりましたが、
串が焼けてしまうし、手が熱そう。。。。
そんな時、ふと焼き鳥屋に入ってみると、アングルで串を支持しておりました。
あ、これだ!
串の長さによって、そのスパンも調整できるし!
町には色々なヒントが転がってますね^^
(施工途中に仕様変更し、たぶんアングルとメッシュは同時使用できない寸法となっております。)
外観は、庭の景観を損ねないよう、タイル仕上げとしました。
本体外寸よりやや大きめを掘削しました。
水糸は目安です。
3.砕石敷き込み~転圧
コンロが傾いたりしないよう、しっかり転圧します。
水平もおおよそ確保しておきます。
4.材料買出し
いつもの軽トラで^^
5.仮組み
特にこの作業は必要は無いかと思います。
イメージ確認&自己満足する為です。
6.ブロック1段目
モルタルの上にいきなりブロック置いてますが、
塀ではない為、問題無しと判断。
水平を確保しながら慎重に。
7.ブロック2段目~
鉄筋をブロック~地中まで差込ました。
8.ブロック3段目
横筋ブロックとし、鉄筋を入れました。
中身のブロックは不要なものです。
子孫へのメッセージやタイムカプセル、
またはかみさんに見つかってはいけないもの
を入れるのも良いかもです。
9.ブロック積み完了
10.ガラ入れ
お隣より頂きました。
捨てる方法に困っていたらしく、大喜びでした^^
お互い幸せです!
11.砕石敷き込み~転圧
12.メッシュ筋
必要なのかは不明です。
割れ防止として・・・・・。
![~ レオハウス建築日記 ~他諸々~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120402/05/esmo00/20/71/j/t02200165_0800060011889912077.jpg?caw=800)
13.左官職人登場!
14.天板
モルタルを鏝で慣らしていきます。
いきなり仕上げ鏝使ってるし・・・
15.天板完了
16.コンロ部製作
まずはイメージを確認します。
使用したレンガはイブシレンガ。
レンガを置く外周に水糸を張りました。
キッチリ直角を出しておきます。
18.モルタル
水糸の内側にモルタルを置いていきます。
19.レンガ積み
水平は十分に確保しながら進めます。
20.レンガ積み1段目完了
左右は空気取り入れの為に開けておきました。
ちょっと開口が大きすぎたと後で後悔。。。
21.レンガ積み2段目完了
レンガに付着したモルタルが乾く前に
拭き取っておきます。
22.タイル到着
絶妙なタイミングでタイルが到着しました。
購入したタイルはこちら 。
岐阜からの発送で翌日到着!
仕事が早すぎます!
23.タイル貼り前処理
壁面の凹凸部を削っていきます。
凹凸があるとタイルが貼れません。
貼れないこともないですが・・・浮きます。。。。
24.タイルとボンド
今回使用したタイルは黒色で、二丁掛サイズです。
あくまでモノトーンにこだわります。
ボンドはコニシ製のタイルフィット。(下地が乾燥した状態必須)
25.タイル貼り
壁面とタイルと両方にボンドを鏝で塗布します。
26.圧着貼り
壁面上部の真ん中よりタイルを貼っていきます。
ボンドがウニウニはみ出て、タイルと壁面が当たる程度まで
圧着していきます。
壁面にタイルが当たると、たたく音が変わるので分かり易いです。
27.途中経過
いいかんじ~!(自己満足)
28.タイル貼り完了!
29.目地埋め
目地無しでもOKかなと思いましたが、はみ出したボンドが
見えている為、目地をモルタルで埋めることにしました。
仕上げはチビ職人にまかせます。
30.天板仕上げ
天板?部分にモルタルを置き、鏝で慣らしました。
角の部分も丁寧に仕上げます。
31.養生
急速な乾燥を避ける為、ブルーシートで養生し、
32.完成!
★焼き鳥仕様★
★バーベキュー仕様★
しかしながらその約1/3がタイルの接着剤です。。。。
2100円/2kgを6kg使いました。。。
使用したタイルはレンガ?ブリック?ですが、他にもっと安く貼れる
方法がありましたらどうぞご教示下さい。
でも確かに今回の接着剤は粘性が高く、圧着張りすることによって
重力でずれる事無く簡単に貼れました。
②設置場所が家の前である為、おそらく煙が家の中に直撃します。
風向きにもよりますが、窓前閉でバーベキューしないといけません。
③すべて通常材料(耐火性ではない)を使用していますが、耐久性は大丈夫だろうか。。。
④なんといっても子供と一緒に施工したことにより、思い出の一品となりました。
なかなか左官を体験させる機会は無いかと思いますので、良い経験をさせたと
自負しております。