欧州とアメリカの電動バイクデザイン
電動バイクも随分出てきました。エキサイティングなデザインです。
http://minekaze.exblog.jp/7879072/
http://stylecrave.com/2009-07-08/maarten-timmers-vertigo-rubber-burning-electric-motorcycle/
デザインの考察について
第3回ミーティングは新年会をかねて金沢は片町で行いました。
今回は開発コストの課題やデザインについての課題を協議。
○デザインについて
EVらしいバイクとしてモーターコンシャスなものとしたい。
ガソリン車と異なる近未来的なデザイン。やっぱりアキラをにおわせるもの。
しかしながら、市販に繋がるデザインとする。
美術大学とのタイアップでボディーを作製していく。
○開発コストについて
プロトタイプをSRX400をベースに作る。モーター、バッテリーは4輪EV改造会社の協力を仰ぎローコストで実現する。構造変更の申請で公道を走ることを目標とする。
資金については国や県の補助金や民間出資を平行して求めていく。
とりあえず300~400万円集めねば。。
岩井さんが描いてくれたデザイン考察
高浦さんが愛車をEVベース車のために献上!!!(ありがとうございます)
小新さん 県の補助金の調査ありがとうございます!
ジャーナリストの佐藤洋美さん
モーターサイクルとライダーを応援するお姉さん的方で、いろいろなアドバイスをいただきました。
マン島にも行かれたことがあるそうで、レースへのハードルも伺いました。
やはり難易度の高いコースであることは間違いないようです。マシンのスペック、ライダーの技量など総合的なスキームが必要。
行けるか行けないが行けるか行けないか。
行くしかないでしょう。。
一生に一回だけ、贅沢な夢を見てもいいでしょう。
1月11日のミーティングは6名です。
モーターについて
このEVバイクに欠かせないモーターはハイスペックなものにしたいと考えています。
ガソリン車のエンジンのように心臓部となるため、回ればよいというものではなく、先端技術の結集でありたいと思います。今産業用のモーターを探していますがカスタマイズも考慮に入れながらスーパーモーターエンジンを仕上げたいと考えます。
エンジンのカスタマイズといえばモリワキさんを思い出します。職人の手作業の研磨でバルブ密閉率を上げ、パワーを高めました。まさに日本の典型的な職人ベンチャー。
モーターは三相交流とインバーターのもので検討中。しかしインバーターの性能も問われます。
しかし直流の効率も捨てがたい。。パワーウエイトレシオに関係してきそうです。
モリワキエンジニアリングのブログより。
http://www.moriwaki-blog.info/news_jpn/2010/12/chan-blog-01f0.html
http://www.moriwaki-blog.info/news_jpn/2010/12/post-19f7.html
日本の産業転換におもうこと
いろいろな楽しい乗り物を作りたいと思うのですが日本ではそう簡単にできません。新車では型式を経産省で取得するために数年の歳月とか数億のコストがかかるそうですが、そんなことが可能な中小企業はそうありません。よって大企業の寡占状態となります。
トヨタやホンダが新しい産業を築いた時代はそのような規制もなく、先行産業が官民一体となって「基準」築いていったわけですが、現在はそれが足かせになっているといえます。
ガソリン自動車から電動自動車へ急速に転換するにあたり、構成部品点数が1/3とも1/10とも減少されていくだろう流れの中で、新しい産業構造に業界全体で柔軟に転換せねばなりません。おそらく日本の全体の産業のうち、自動車関連産業は1/3か半分近くに影響するのではないかと思うくらいです。(あくまで予想です)
よって雇用状況もまだまだ悪化すると考えられます。新しい雇用の創出は新しい産業を生み出すしかありませんし、技術もその方面へソフトランディングしていかねばなりません。
そんな環境の中で、このEVバイクプロジェクトは技術のPRサテライト的な役割を担っています。
第3回ミーティングのご案内
第3回ミーティングのご案内
1月11日19時より いきいき亭片町店 http://www.ikiikitei.oos.jp/map/
参加費 お料理3000円 +飲み は割り勘です! ミニ新年会です。
参加の方はご一報くださいませ。(12月28日までに)
スポンサーについて
浜松のタイラレーシングの平さんに小新さんと伺いました。あくまで個人的にです。
とても世界トップレーサーと思えないような腰の低い方で、僕らのような飛び入りの人間にもいろいろアドバイスいただきました。
TTレースに出るにはやはり5~6000万ほどがかかるのではないかとのこと。また二輪業界は新車登録台数が少なく、なかなかスポンサーも難しいのでは、、という内容です。
逆に二輪ではなく電池メーカーなどのPRとして話を持ちかけてはどうかということでした。あるいは経済新聞社で出資を募るお願いをするなど。。
そこで、、元パナソニックに勤めていた方にお話を伺ったところ、やはりF1や4輪で進んでいるので2輪は難しそうな話でした。んーなかなかハードル高いです。
地域のベンチャーが技術を持ち寄り、新しいことにチャレンジする大儀がいるということも指導いただきました。
昨日は業種は違いますがB1グランプリの事務局をされている方と昼食する機会があり、相談をしたところ、やはりリスクばかり先に取るのは危険だし長続きしないだろうとのこと。あくまで本業に触らず、コストをかけずすることに意義があるとアドバイスいただきました。
先にコストではなく情報を「ただ」で仕入れて進めたほうがよいとのことです。先に知恵を働かせて進めねばならないようです。