こんばんは、10期さきです
冬が近づいて来てる、もう無理、冬は好きじゃないです。寒いからです、それに尽きます。
冬眠する勢いで動けなくなります。指も凍るしね。
きょーへいが書いてた私の悩みは、「今持ってる悩みで一番軽いやつ教えて」って言うから答えたやつですね(笑)常に眠い。寒くても眠いのは眠い。
悩みなんていくらでも出てきませんか~~大きいのから小さいのまで。聞いてくれたら答えます。折れた骨がくっついてくれない話とかならできます。面白くはありません。間違っても「一番重い悩みは?」とか聞いてはいけませんよ~~~
さてさてそれでは軽く自己紹介します。
香川県出身で、浜田優さんと同じ高校です。でも白井健吾さんとは違う高校です。
本当の田舎。四方八方田んぼと山とうどん屋さん、そんなところです。
好きなものは抹茶。甘すぎるのは嫌、ちゃんと抹茶のやつ。物心ついたときから既に抹茶が好きだったのは、きっと保育園でお抹茶教室なるものがあったからです。週一くらいだったかな?特殊だ。
5歳くらいでエレクトーンを始めたのを皮切りに、次々と習い事を始める系小学生でした。役に立たなそうな資格ならいろいろ持ってます。
小中学生のときはバレーボールをやってました。ポジションはいろいろ、結局楽しいのはレシーバーだったりします。
ダンスを始めたのは高校の部活です。
一応ストリートダンスでジャンルも4つあったんですが、なんせ少人数なので当然のように全員兼ジャンです。選んでられない。
こうして幼少期から器用貧乏っぷりが育成されてきたのでしょうか、今でもわたしはこれといって特化できるものがない人間になっています。かなしい。
本題いきます。
何をかこう。
初めにハードルを下げておきますね、大した話はできないし、みんなのモチベを上げるような文章力も人間力もありません。自分が他の人と違うことが言えるとしたら何だろうと考えて、思うままにかいてみました。ダラダラと長いです。ただでさえ読むのも面倒な文章なのに申し訳ない。褒められた内容ではありませんが、恐る恐る投稿、ぽちっ
◆個性って何だよ?????
わたしの宿敵です。esに入ってから散々言われ続けた「個性が出るといいね」。それと同じくらい言われてきたのが、「シルエットはきれいなんだけどね~」。
あの、これに関してはあくまでhiphopでの体験談なので、決してわたしのlockのシルエットを見てこのブログを思い出さないでください。
普通に踊れてる、シルエットは悪くない、だけどなんか惜しいよね的なことを何度も言われて、綺麗に踊ることが正しいわけじゃない世界ってなんて難しいんだろうと思い悩むわけです。
12期も経験者多いしよく当てはまるかもしれないけど、初めはダンスやってたとかで器用な女の子がやっぱり上手く見えるんですよね。
でもたぶん、これまで「上手く踊る」ことは常に意識にあっても、「自分らしく踊る」ってことはあんまり考えたことなかったんじゃないかなと思うんです。
いや、個人差あるかな。みんなはどうでしょう。
わたしは本当にその通りでした。1年生のときには、7期の先輩から教えてもらった時、「その高校生みたいな踊り方やめな~」って言われたこともあったし、その後も振り見のフィードバックではいつも「踊れてるんだけどそこで終わってる」って言われる。
上手く器用に踊れることは、もはや武器にはならないのがこのサークル。
ダンスを一から大学で始めた周りの人たちも、個性的な先輩たちからどんどん吸収していって、特に男子は伸び率がすごくて圧倒される。
自分もたぶんこのままじゃ良くないんだろうとわかっていても、「別に踊れてないわけじゃない」って言われるから、余計にどうしたらいいかわからなくて困っちゃう。
ここで、ある同期から言われて、ものすごく納得、と思った言葉を紹介しておきます。
「さきはちゃんと踊れてて、たぶんどこの立ち位置に置いても大丈夫だろう、って思える。でも、ここで使いたい!このパートに絶対必要!とはならないんだよね」
もし自分がこう言われたらどう感じますかね?ちょっとショック?
わたしはねー、これを言ってもらえてすごくありがたかったんです。なんか先輩とかが言うわたしの惜しいところ、ふわっとしかわからなかったところを、1番わかりやすい表現というかもはやド直球で言ってくれた感じ。
なるほどなって、まさに納得です。どんなに器用に無難に踊れる人よりも、綺麗に踊るわけじゃないけど別のあの人を真ん中に置いた方が、このパートに色が出る、というか、パートが意味のあるものになるというか。
例えばわたしがそのパートの真ん中に立ったとしても、たぶんパートが無味なものになるんだろうと、想像がつくようになった。それを理解できただけでもわたしにとっては大きな一歩。
◆やらないよりはやってみたほうがいい、これたぶん真実
そんなときによくもらうアドバイスは、「もっとたくさんいろんな音楽を聴いて、もっとたくさんいろんなプロの人たちの動画を見ること」。
わたしはたぶん、いや絶対に、これが圧倒的に足りなかったです。
それをしていれば自分が本当に変わっていたかどうかは、正直今でもわからないし、それだけが正解ではないとも思う。
だけどわからないなら絶対やってみたほうがいいですよね、12期のみんなにはまだまだ時間があります。
わたしはもともと、何か一つにめちゃくちゃ没頭するっていうことがほんとに少なくて、いろんなことを細く長く続ける方が向いていて、
それが性格の問題と言ってしまえばそれまでなんですが、ダンスについて考えてみてもそれがそのまま表れてるなと感じるわけです。
プロの動画を見れば、そりゃみんな上手いしかっこいいし、うわ~こんな動き自分にはできないな~すごいな~ってもちろん思う。
でもみんなが「俺はこの人がめちゃくちゃ好きなんだよ!!」って熱く語ってくれるほど、この人にピンとくる、ビビッとくる、どっぷりハマる、そういう感覚がわからない。
みんなが「この人の踊り方が誰よりも好き!」「他の誰でもなくこの人みたいに踊りたい!」って思えている、それだけで尊敬できます。
みんながそう思うようになったきっかけって何なんだろう?そう疑問に思っていて、でもあんまり聞いたことないまま今に至りますね、、
だから要するに何が言いたいかというと、
今わたしが書いたみたいに悩んでる人が、もしかしたらいるかもしれないし、いないかもしれないけど、(いなかったら悲しいけど良いことなので無駄な話だったと流してください)
もしいれば!
わたしみたいな人間を反面教師にしてほしいんですね。
皆さんまだ時間があるので。
ただ上手く踊れるだけで終わってしまうのってたぶん勿体無いことだと思うので。
没頭できなくても、好きじゃなくても、最初は無理矢理でも動画なりを見続けるんだ、と、去年日吉のマックでとまとさんは教えてくれました。大事なのはたぶん、そういうことなんだと思います。
音楽についてもきっと同じです。
あまりわからなくても、特に好きじゃなくても、最初は聴いてみないと始まらない。
いろんな音楽に触れることで、表面のメロディだけじゃなくて、裏でどんな音が取れるかとか考えるようになったりする、かもしれない。
コマ責が考えてくれた振りの意図ってこうだったのかって気付いて、それを忠実に表現できたりする、かもしれない。
わたしができてないことをみんなにはやれって言う、意味わからない話になってしまいました、すみません。だけどこの失敗談が少しでもきっかけになって、みんなが「この人の踊り方が好き」を見つける努力をして、そこから「自分にはこれがある!」っていう個性や強みに繋げられれば幸いです。
個性を持てっていう人は大抵何かしらの個性は持ってるけど(その人がそれに満足しているかどうかは置いといて)、逆にできてない人視点ってどうだろうと思い書いてみました、それだけです。
◆人それぞれでもいいと思うこと
話はちょっと変わります。みんなはダンスのどんなところが好きですか。なんでダンスを選びましたか。
わたしの場合、ショーケースで踊ることが好きだからっていうところにわりと直結するんですよね。
最近代表がよく「フリーで踊ろう」って言ってます。
自然と音にのって自然と体が動いて、それがダンスの根本であり醍醐味、もちろんその通りだと思います。
決められた振りを踊ってるなんてつまらないじゃん!って素晴らしい人たちはみんな言う。
じゃあ、細部までばっちり作り込まれた予定調和のショーケースの中で、決められた振りを踊ることが一番好きなわたしは何なんだろう?
わたしが勝手に考えた答えは、
「わたしは本当の意味で純粋にダンスが好きなわけじゃなかったのかもしれない、ダンスを通して、そのショーケースの一部になることが好きなのかもしれない」
ということ。
(これを言うのって結構ヤバイのかなと考えたけどもう言っちゃった)
だからわたしは、「ダンスやってます」とは言えても、「ダンサーです」とは胸張って名乗れない。この違い、なんとなくわかってくれるでしょうか。
思い返せば、みんなとアンサンブルできるエレクトーンから一人で弾くピアノに変えたとき、なんか物足りないと感じたし、
小学生のとき吹奏楽に入ったのも、トロンボーンが吹きたいからというよりはみんなと合奏がしたかったから。
じゃあダンスを始めたいと思ったきっかけって何だっだろうと、思い出してみる。
高校の部活紹介で、先輩たちが楽しそうにショーケースを踊ってるのを見たから、たぶんそうだったと思います。
もしそこで、一人で音楽かけて自由に気持ち良さそうに踊ってる人を見てたら、ダンスやりたいって思ってただろうか?と想像してみる。たぶん答えはnoなんです。
今esにいる人は、新歓や三田祭でesのショーケースを見たのがきっかけで、あの中で自分もダンスやってみたいと思った、という人が多いと思います。そこまでは私も同じと言えますね。
そしてそこから、ショーケースに縛られずにサイファーしたりバトルに出たりすることにダンスの意味を見出だす人たちが出てくる。
確かにそういう人たちがesを引っ張ってくれているということは間違いないと私も思います。
だけど、みんながみんなそれに当てはまるわけじゃない、とも思うんです。個人的には、ここ大事です、【個人的には】、
「ショーケースが好きだからダンスがやりたい」
って人がいたっていいと思うし、
「みんなと踊るからこそダンスなんだ」
っていう考え方も、一つの、なんだろう、その人の考え方として認められたっていいのになって思うんです。まあわたしがそっち寄りだからなんですけどね。
でも間違ってほしくないのは、食わず嫌いでいいよって言ってるのではないということ。
私も1年の時はコマ中にサイファーを強いられる意味がわからなかったし、何なのこれ?????っていうふうに思ってました。
だけどそれが、先輩たちが伝えたかったことだったんだと理解でき始めて、2年の三田祭で、1分半完全にフリーで踊らされるhiphop曲のオーディションを受けてみたり、今年もサイファー形式のオーディションにも挑んでみたりしました。落ちたけどね!笑
まあ落ちたことは当然といえば当然の結果なんです、受かった人たちはみんな、フリーで踊ることが楽しくて仕方ないという人ばかり。
まだまだ苦手意識の強い私では、好きという思いが強い人には敵いません。そういうものです。
コマでサイファーやるぞーってコマ責が言い出しても、最近は嫌とは言わないようにしています。
そういう経験がまだまだ足りないこともわかってるつもりだし、そんなちょっとやってみたくらいで言うなって怒られるかもしれないけど、私はやっぱり、こうやって一人で踊って自分の踊り方をアピールしたりすることよりも、ショーケースの一部となって踊ることのほうが好きだなと改めて思ったんです。
ダンスが純粋に好きな人たち、音楽かけて自由に体を動かすことが楽しくて仕方ない人たち、もっとバトルに出ようよ!って言って機会を作ってくれてる人たちからすれば、こんな人間が同じサークルに居ることはもしかしたら気に入らないかもしれない。もっと言えばesに必要ないって思われてるかなって考えたりもする。
だけど私は、自分はこっちの方が好きっていうのを確認したつもりだから、「ショーケースダンサー」って言われても別に構わない気がしています。
開き直りではあるかもしれないけど、これもこれで自分の考え方なんだよと、同期にもあまり言ったことはないことなので、ここで言ってみました。
ただし!さっきも言ったけど、esを引っ張ってくれている多くの人たちはそれを望んではいないということを忘れないで下さい。
本当の意味でのダンスの楽しさに気づいてほしくて、可能性を広げてほしくて、いろんな機会を与えてくれます。それにまず1度は、何でもいいから挑戦してみてください。
その結果、やっぱり自分にはショーケースだっていうところに辿り着いたならそれはそれでいいと思う、ということです。
そしてもっと大事なのは、自分がどっち側の人間だったとしても、ショーケースに出るからにはそのショーを良いものにするための努力はマストであるということ。
「『ショーケースが好きだからダンスやる』でもいいと思う」っていうのは、「ただみんなと踊れて楽しいからそれでおっけー」とかそういうことじゃなくて、コマ責が目指すショーに近づけるために、曲の雰囲気とか振りの細かいニュアンスもキリがないほど研究しなきゃいけないんだと思います。それは間違いなくそうです。
もちろんバトルのほうが好きな人も同じ、ショーケースに出るからにはそっちにも本気にならなきゃね。
また話変わります、長いですね、すみません!
◆兼ジャン抗争
兼ジャンの是非についてって、よく議題に吊し上げられますよね。仕方ないことです。
わたしは1年からlockとhiphopを続けてきました。惰性で?って言われることもあるけど、惰性だけで続けられるほど別に簡単じゃないですよね、兼ジャン。
lockerは特に主ジャン一本って人が多くて、そういう人って尊敬できます、これ一筋って言えるものがあるってかっこいい。本当です。自分はそうじゃないから余計に。
だけど私もesに入った当初から、絶対にlockとhiphopだけはどっちも頑張って続けるって決めていました。理由はわからないです、やりたいと思ったからです。継続させることには自信がありました。
( ※ 誤解が生まれる前に言っておきますが、兼ジャンを促進しているわけでは全くありません!!!ただの私の話ですからね)
現にどっちのジャンルに行っても他ジャン扱いされたことはない。けど、それが良いことか悪いことかはわかりません。「主ジャンどっち?」って聞かれて「どっちも」って言い続けた、それによるただの結果です。
だけどそのせいで、両方ともが中途半端になることを周りの人は懸念します。そりゃそうですよね。特にショーを作ってくれるコマ責は、中途半端なコマ生を何十人も抱えるなんてごめんです。わかります。
だからとにかく、頑張らないといけない。「兼ジャンしてるから仕方ない」って許されることは何も無いです。むしろ、「これだから兼ジャンは」と煙たがられる。
それって悔しいことですよね。だから、そんなふうに思われないようにしたい。自分への戒めでもあります。
一方で、どうしても迷惑をかけてしまう相手はいます。コマ責はもちろんだし、どちらのジャンルのコマ生も、全員です。
以前は、「私のes人生だし、私がやりたいことを制限されるなんて納得いかない」って考えたりして、反発したこともありました。今思うと本当に、自分勝手でどうしようもない奴です。迷惑をかけてしまったコマ責さんたち、同期のみんな、ほんとにごめんなさい。
コマ責には、コマを、ショーケースを、良いものにしたいという願いと、良いものにしなくてはいけないというプレッシャーがあります。
そしてコマ生にも、それを実現させるための一員としての義務があります。
そうであるからには、兼ジャン「させてもらってる」立場であること、忘れてはいけないですね。その謙虚さと、わがままを許してもらってることへの感謝の気持ちは大事です。
今一度この場を借りて、ありがとう!!!!!
◆最後にちょっとだけ
後輩に向けてです。
もう三田コマも終盤ですが、今回の立ち位置とかエイト数とかで、悔しい、つらい、そんな風に思って悩んだりして、コマが楽しくないと感じている人がゼロではないと思います。
これだけ大人数のショーケースで、全員が良い立ち位置をもらうことは不可能と言って過言ではありませんね。構成上、均等にエイト数を割り振ることも難しい、おそらく不可能でしょう。
まあこれだとテンプレっぽくて押しつけがましいかと思うので、私が思うことを正直に言うと
どんなときでも楽しめとは言いません、
楽しくないときがあったっていいじゃん
ってことです。
「楽しまなきゃ損だよ」って言ってくれる人もいるから、これもまたもちろん個人差ありなんだけども、
「今を楽しめない自分ってダメなんだ」
って深く考えすぎなくていいし、
「周りのみんなは楽しそうなのに」
って周りと比べることもしなくていい
と、私は思います。
今が楽しくないからってずっと楽しくないわけじゃないし、今が楽しいからってこの先もずっと楽しいわけじゃないですよね、きっと。
その楽しくないタイミングがたまたま今だっただけかもしれない。
たぶん先輩たちも、私の同期も、今までesにいてずっと楽しかった人なんていないと思う、たぶんだけどね。もちろん私も。
ただ、
「楽しくないからもう辞めちゃおうかな」
っていうほうには行って欲しくないですね。
続けてみなきゃわからないっていうのは本当だと思うし、
「楽しくない」を越えた後にその原因に気づくことも少なくないと思うんです。
大事なのは今であり、だけど今だけじゃない。
難しいナ~~~~~
とにかく三田祭、頑張りましょう!
ステージに乗っちゃえば、結局全部楽しくなっちゃうっていうのもこれまた真実だったりしますよ!!!
こんなただただ長いだけの文章を最後まで読んで下さって、ありがとうございましたーーーーーーあああーーーーーー
次は、今年のクライベでぐんとコミュ力アップを成功させ、さらにタンクトップでもロッキンできちゃうというキャパを見せるあの人です!!!ステージ公演寒いんだろうな~~〜〜〜!