昨日のブログ

[代打12打席目]サロン名の由来(あらすじ編)

の続きです

 

こんばんは

代打の孝一郎です

 

 

さて映画をご覧になった方、

いかがでしたか?


最後のシーン
 

 

なんでこんな暗くて重い映画を
もじったタイトルを

オンラインサロン名にしたん?
そんな声が聞こえてきそうです




ではこの映画のストーリーとは別に

描かれた「裏テーマ」のようなものを

紐解いていきます





この映画は50年代から60年代の
精神病院が舞台になっています

 

 

 

当時の精神医学は、

現在と比べるととても未熟で

聾唖(ろうあ)や吃音(きつおん)

だけで精神病院にぶちこまれる

人たちも実際にいたそうです




現在では吃音は、幼少期に体験した
強いストレスが原因だったりする

ことがわかっています




「英国王のスピーチ」

という映画でも同症状の主人公が

幼い頃に左利きを、右利きに

矯正された事が原因の一つに

なっています

 

 

 

 

病院側の人間はそんな患者たちを見下し
陰険で意地悪で、とても支配的です

 

 


対して患者たちは自尊心を失い
自分に失望しながら生きています
 

 

 

 


主人公はバスルームの大きくて重い
大理石づくりの噴水台を
顔を真赤にしながら

持ち上げようとしますが、

びくともしません
  

 

 


最初から無理なのはわかってるんです

 

 

 


大切なのはトライしたということ
最初から諦めている者と
俺は違うんだと言いたかったのです

 

 

 

そして賭けにしたことも意味があって
お金や勝ち負けは関係ないんです

 

 


娯楽や楽しむことの無い退屈な世界も
例えばゲームにしてしまえば、
楽しむことだってできるんだ!

と訴えたかったのです




昔の映画「メリー・ポピンズ」では、
ベビーシッターのメリー・ポピンズが

 


「子供部屋の片付けは、

やり方しだいで楽しくなる
スプーン1杯のお砂糖があれば
苦い薬もおいしく飲めるように」

 


と歌いながら片付けるシーンがあり
これと重なるエピソードです

僕が知ってるのは古い方


  
次々と問題を起こすマクマーフィーは
最後にはロボトミー手術に

かけられてしまいます
 

 


ロボトミー手術は当時流行った
脳の前頭葉を傷つけるるような手術です


この映画にもロボトミー手術でてきます
これも好きな映画




あまりに攻撃性の強い凶悪犯や
問題行動を起こす精神異常者は
強制的に受けさせられたようです

 

 

 


その結果、攻撃性は無くなりますが
同時に思考や創造性など
人を人たらしめる部分も失うことになるので
術後は皆、廃人になります

 

 

 


その後、向精神薬などの登場でだんだん
されなくなったようですが、

恐ろしい話です。





ストーリーをクロースアップしてみると
暗くて怖い当時の実状ばかりが目に付きますが
少し引いた目で見ると 権力 VS 反体制派 
という構図も見えます

 

 

 


この映画が作られた70年代は、
長く続いたベトナム戦争が終戦を迎える時期で
若者を中心に反戦運動やヒッピーなど
メインストリームに逆行する

”カウンターカルチャー”
と呼ばれる社会現象が起きていました。

 

カウンターカルチャーと言えばヒッピー

 


そんな中、書かれたお話がこの原作です。


この支配的な病院は、独裁者や独裁国家で、
無気力な患者達は希望を失った

国民を象徴しています
 

 

 

 

独裁国家のルールを破り
秩序を乱す者がいるとしたら
国民側から見ると
それは革命家であり救世主です




そう、マクマーフィーは

抑圧された世界から
人々を救うため現れた救世主なのです


救世主↑


彼が野球を見るために採った多数決は
選挙制度の投票で、民主主義であり、
権力を転覆させる革命を表します

 

 

 

しかし、過半数を採っても、

やはりふたたび
独裁者の力で潰されそうになります

 

 


そこで、現実がだめなら

想像で勝てばいい
全てを取り上げられても
俺の中にあるものは奪えないんだ!

 

 

 

 

そう言わんばかりに
即興で野球中継を演じたのでした

何も映っていないTVに熱狂する患者達
 
 

 

 

 

そしてこのテーマは刑務所や
精神病院だけにとどまりません
 
 
抑圧されて好きに振る舞えないのは
刑務所の外の世界も

同じではないでしょうか?



この社会、更には

我々の人生そのものが抑圧され
本来の自分ではない

生き方を強いられたからこそ
皆ここに集められたのだと思います
 
 


もし今、
思い通りに生きられていないとすれば

あなたはこの病院の患者達と
同じ境遇にあるのかもしれません

 
 

 


だとしたら、独裁国家の秩序を

破壊する革命家は誰なのでしょう?
 

 

 

 


そう

 

 

 


マクマーフィー

 

 

 

 

 

 

=組長


 

 

 

 

 


ジャック

名作シャイニングより

 

 

 

 

 

 

=直子

ミキ・ミヤケお蔵入り写真より
 

 


そんな相関図が浮かび
僕が一案として出したものが採用され
めでたくオンラインサロンの

名前になったのでした







どう、納得?(しないわなw)
 

 

 

 
 
で、この映画とカッコ-がどう関係あるの?
という疑問ですが

 

 


原題は

One Flew Over the Cuckoo's Nest

であり、

 

 

Vintery, mintery, cutery, corn

という童謡の歌詞の一節です。



https://www.youtube.com/watch?v=B8Mvsuxa_Z0



Vintery, mintery, cutery, corn -Mother Goose

  Vintery, mintery, cutery, corn,
  Apple seed and apple thorn;
  Wire, briar, limber lock,
  Three geese in a flock.
  One flew east,
  And one flew west,
  And one flew over the cuckoo's nest.




群れから外れた雁(がん)が
一羽は東へ、一羽は西へ
もう一羽はカッコーの巣の上を飛んだよ

 

 

 

という歌です



映画にこの歌は出て来ないので
なんでこのタイトル?と思いますが
原作では語り部である

チャーリーが歌うそうです


 


群れから外れた雁は、
皆と同じ方向を向けなかった者
社会に馴染めない人たち
マクマーフィーのような

人種を表しています



その男が、
同じように社会に馴染めなかった人々の
光になるストーリーは
そんな存在をも肯定する
優しい世界を描いてたと思えます





そしてこれだけではなく
さらにもう一つ
この映画のスゴイところ
 



苦しむ人々の間に救世主が現れる
有名なストーリーがありますよね



ローマ人に抑圧されたユダヤ人を
自分の身を犠牲にして救い
弟子が意思を継いだというお話



そうイエス・キリストです

 


マクマーフィーは仲間をかばい、

廃人になります
そしてマクマーフィー亡きあと
病院は平穏を取り戻します
 

 


患者たちの手には、
マクマーフィーが教えた
ギャンブル用のトランプが
 

 


今あるものを楽しむ生き方は
彼の教えであり
トランプは聖書を表しています
 

 


最後にチャーリーが
マクマーフィーを窒息させるシーンを
どう捉えるかは意見が分かれます
 

 


自分の思うように

生きられないのなら
それは死んでいるようなもの

言わば廃人



死んだように生きながらえるのは
マクマーフィーらしくない
 

 

そう考えたチャーリーは

物言わぬ彼に
「一緒に行こう」そう言いうと

枕で窒息させます
 

 

マクマーフィーの意思を継いで
彼が持ち上げられなかった

噴水代を持ち上げ
窓を破り脱走します

 

ずっと耳が聞こえないフリをしていたチャーリー
最後にはマクマーフィーの意思を継ぐ

 


マクマーフィーは以前の姿のまま
チャーリーの中で生き続けている
というのは僕の解釈です
 



心理学でよく出てくる

イソップ童話のように
映画も少し角度を変えてみただけで
その解釈はガラリと変えられます




この映画に暗いイメージを持っていた人も
少し印象が変わったでしょうか?



実生活も同じことですよね
 


 
すでに受講された方は
気がついたかもしれませんが
これは鳳凰メソッドにも

応用されている手法です
 


 
こんな風に

見る角度を変えてみると
苦しい現状も色々違って

見えるかもしれません
 

 


 
そしてこれからも
このブログ、オンラインサロン

 


そしてスピ界のマクマーフィーこと
直子・ニコルソンをどうぞよろしく❤️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キラキラ 鳳凰メソッド大質問会キラキラ

 

鳳凰メソッドプレセミナーを

受講したことのある方からの質問に、

質疑応答の形で答えます

★鳳凰メソッド「お金の話」もします

 

10月26日(土)

※鳳凰の旅の前日です

 

宝石赤14時15分受付開始

14時30分~17時45分まで

(遅れて参加可、飲食可)

 

宝石赤参加資格:鳳凰メソッドプレセミナーを

     受講したことのある方 

宝石赤参加費5000円

宝石赤オンライン参加5000円

(Facebookのグループページでの

ライブ配信という形で参加していただきます)

※保存されるので、後から繰り返し見ることができます

※当日参加の方も、視聴可能です

※ライブ動画で参加されると、質問もできます

 

宝石赤場所:品川駅近郊の会議室

(参加者の方には、詳しくご連絡します)

 

お申し込みはこちら

下矢印

https://ws.formzu.net/fgen/S20085073/

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

募集中

第2回「鳳凰の旅」香港編

 

担当旅行会社は、㈱国際旅行社 です。

 

 

お申し込みはこちらまで プランは2種類

下矢印下矢印下矢印

航空券込み 関空出発プラン
http://venusweb.shop/?pid=145630332

(残りお1人様です)

現地集合プラン
http://venusweb.shop/?pid=145650582

(残り5席です)

 

ご不明な点や、ご質問、

航空券の手配などのご相談は

ウェヌスウェブショプにお申し込みの上

備考欄に書き込みお願い致します

 

 

ご参加いただけない方の為に

お土産付きの遠隔参拝はこちらです

 


http://venusweb.shop/?pid=145651163

 

備考欄に、ご住所・お名前・ご祈念を記入して下さい

江島直子が現地にて、お一人ずつ読み上げて

ご祈念をさせていただきます

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

サロン内限定の動画配信あり

過去動画も遡って見られます

 

鳳凰の霊能者えしまなおこ 鳳凰の巣の上で

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

ランキングに参加しています。

ポチっと押していただけると

励みになります!

良かったら応援してね♡

 

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ

にほんブログ村

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

LINE@お友達募集中!!

ID:@osaifunobed