私には2人の子供がいる
13歳の娘と、10歳の息子
娘を出産する時、
興奮しすぎてアドレナリンが出まくり
無痛分娩でもないのに
ほぼ無痛で出産した話は
先日書きましたが
↓
その日から
「生みの苦しみを味わっていない
コンプレックス」
に囚われることになり、
出産時の痛みを渇望する
あまり見かけない人になりました
娘の時は、
とにかく近い産院にしたのですが
初出産を経験した後
分娩台での出産とか
陣痛促進剤とか
会陰切開とか
次は無いところが良いな〜と
思ったのと
娘を産んでから
息子を妊娠する間に
1度流産した事もあり
いろいろ価値観も変化して
出来れば完全母乳で
育てたかったので
母乳育児専門の病院で
産婦人科医と小児科医が居て
正常分娩であれば
畳出産が可能な病院を見つけ
そこに決めました
ここのドクターは、母乳育児の
国際ライセンスを持っていて
とにかく母乳に熱い！
母親教室でも、母乳について
めっちゃ熱く語ってくれました
もともと、NICU
（新生児特定集中治療室）
に居た経験のあるドクターで
早産児や低出生体重児
何らかの疾患のある
新生児を見てきた人だったから
そこの話を、よくしてくれました
私が1番感動したのは、
早産で生まれた子は
消化器官が未成熟なため、
消化や吸収が難しいけれど
その子の母親からは、
その未成熟な消化器官でも消化できる
母乳がでるのだという話
母乳って、子供に合わせて
変化するんだと
すげ〜な！
人間の身体ってなんて高機能なんだ！
って思いました
それから、このドクターには
上の子を出産に立ち会わせませんかと
声をかけていただき、
本人も嫌がらなかったので
当時2歳9ヶ月だった娘も
出産に立ち会うことになったのです
（もちろん夫も）
マミーが似合いすぎる2歳９ヶ月の娘
なぜ立ち会いを勧められたかというと
百聞は一見にしかずだから
命が生まれる瞬間をみたら、
それだけで多くのことが分かる
出産に立ち会った兄弟児は
下の子に嫉妬心が起きにくい
という統計があると聞いて
もし怖くなったら、
すぐに部屋から出られるからと、
親子3人で4人目の家族を
お迎えすることになりました
まだ孝一郎が角刈りの頃ｗ
私の第2子出産予定日は
1月5日で、とっても寒かった
でも、何も起こらず…
1月9日に子宮口の状態を見てもらった後
少しずつ陣痛らしきものが始まりました
えらいもんで
1人産んでるだけだけど
1人目とは大違い
とりあえず、長くなったら
お腹空きそうやからと
回転寿司に行った
さすがの経産婦
食べて、家に帰ったら
さらに進んできたけど、
お風呂も何日か入られへんかも？と
シャワーを浴びて、その時を待ちました
夫も娘も寝た頃
だんだん痛くなって
産院に電話
2人を起こして、車で40分かかる
病院までの間に、陣痛は進み
痛みで視界が曇るほどになっていました
これが祖母が言っていた産みの痛み！
と思ったら、やっと私もそれを
感じられたことが嬉しくて
究極に痛いのに、嬉しくて
顔が微笑んでしまうという
側から見たら、
キモい妊婦だったことでしょう
産院に到着して、
看護師さんが出迎えてくれ
「まぁ、まだまだやろうけどね」
という感じで、状態を診てもらったら
かなり進んでいたらしく
「こりゃ、あかん！」と
すぐに分娩室へ通されました
分娩室は、分娩台の隣に
和室の畳スペースがあり
そこにお布団が敷いてあって
好きな格好で過ごしてねと言われます
あらかじめ、この日のために用意しておいた
ヘイリー・ウェステンラのCDが流れる中
私の第2子出産が始まったのです
長なったので、続く。。。
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