食用油にガソリン流入?! | パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

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香港からロンドンへ移住し3年目!ロンドンでの生活などを中心に日々出来事を綴ります!

ここ最近、中国で大きく取り上げられている大問題に食用油を輸送するトラックが洗浄されず、そのままガソリンを運んでいたり、その後また食用油を入れ直し、運んでいたことが報道されました。

 

信じられないこの問題ですが、一時期影を潜めていた中国あるあるなやつそのもの。

 

10年くらい前でしょうか、中国は人が食べてはいけないとかそういうことへの理解、道徳的なことへの認識があまりにも低すぎ、粉ミルク事件とかダンボールを肉まんの具のように見せて販売したり、下水溝から何の油かわからない廃油などを集め、それを転売し、料理とかに使っていたとか色々と起きていました。

 

今、景気が一気に悪くなり始め、そこで持ち上がった今回の事件!

 

中国メディアが自ら暴露した今回の事件、それも国有企業が裏でやっていたことで食への不信がまた揺らぐことになってしまいました。

 

ここでほとんどの人は他人事かもしれません!

 

でも、よく考えてください。

 

外国でも中国産の食用油は結構、売っています。。。

 

とても残念なことですが、普通に手に入ります。

 

全てが全て問題があるということではないですが、どういう生産工程を経て商品が作られたものなのか、今、不信が広まっています。

 

ここでさらに留意すべきは

 

この食用油だけにとどまった話ではなく、中国産の食品、お菓子などそうした商品の油がどんなものなのか、何も分かりません。

 

健康被害が取り上げられてからってわけにはいかない問題なので、できるだけしっかり商品を選ぶ必要があります。

 

ちなみに今、香港で起きている事象として、中国からの買い出しツアー客らが香港で外国産の食用油を買い占める動きが起きています。

 

日本産の食用油、大人気だそうです。

 

最新ニュースでは、そもそも食用油を運ぶタンカーも同じでオイルを運ぶ船を普通に代用しているらしいです。怖っ

 

さらに洗浄証明書も元々3000元で偽物が買えたらしいのですが、今ではそれすら1万元もするそうです。

 

つまり、長年最初っから洗浄なんてお金かけてせず、偽物の書類、つまり偽造書類で洗浄したことにして荷を運んでいたらしい。

 

偽装書類なんて大昔から主要ビジネスとしていた中国らしい今回の話です。

 

先日の偽卒業証明書、偽成績表を提出し香港Uの修士課程に進学していた大量の中国人の話がありましたが、やることはいつも同じパターンです。

 

バレなきゃ👌

 

他人のことなんて知ったことはない

 

金になるならなんでもあり

 

あれだけ経済成長したけれど、本質的なことは何も変わっていない。。。

 

中国へ観光旅行するとか中国で駐在するとか

 

やっぱり、恐ろしい。。。

 

昔、北京で修士課程をやっていた時の食堂とか、食べ物への不安より油の質にもの凄い懸念を感じていましたが、今、もう一度行けとか言われたら流石に確実にお断りするだろうな。