残ると言う選択 | パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

香港からロンドンへ移住し3年目!ロンドンでの生活などを中心に日々出来事を綴ります!

あっという間の香港でした。

 

当初、1週間だからかなり余裕があるって考えていましたが、終わってしまうととても短かったと言うのが感想です。

 

地元に帰ったと言う感覚。

 

やっぱり香港は特別な場所です。

 

さて、滞在中、何人かと今の香港について話をしました。

 

昔からいる日本人の友人は、あと数年かなって言っていました。老後の事もあるのでどうするかをそろそろ考えないといけないって言っていました。

 

ある香港人の友人は意外と自分の周りに海外移住した人はいないって言っていました。結構な裕福世帯が多い交友関係っぽく、総じて彼らは将来、子供らは留学させ、自分たちは香港に残るって言っていました。

 

理由は高給取りほど、香港は捨てられないって考えている様です。

 

香港で稼いでいる金額を外国で稼げるかはちょっと無理って考えていて、それなら稼げるだけ稼いで、子供達は将来外国でって感じだそうです。

 

香港滞在期間中だったと思いますが、去年も教師ら6000人以上が離職し、海外へ移住していったそうです。

 

香港政府は言います。

 

全然問題ない。十分補充できると!

 

教員ってそんなに簡単に培養できるでしょうか?

 

そんなもんなんでしょうか???

 

そんなに簡単に教壇に立てるなら、そんな教師に教わる子供たちって結局、子供らは政府にはたいして期待されていない証拠なのかなって思いました。

 

教師が金太郎飴のように作れるなら、もう終わりです。

 

友人の1人は、彼の友人らで香港を離れたのは7割を超えたそうです。

 

皆、今の香港に将来はないと言う判断。

 

昔ながらのチャレンジャー香港人です。

 

昔、香港は大陸から海外を目指す単なる中継地。

 

中継地には長居はしない。

 

機を見て海外を目指すと言うのが本来の姿。

 

いつしか香港に長居して香港が安住の地となり、今、700万人を超える人々が住んでいるわけです。

 

最近は移住ネガティブキャンペーンが結構大きなウェーブになっているようなのでその影響も結構あると思います。

 

イギリス移住したけれど、結局、香港に戻ってきた人の話が拡がっていて、移住しても苦労するだけ、思うような生活はできないという雰囲気が出来上がっています。

 

上記にもしましたが、新たに6000人以上もの教師が海外に移住を選びました。

 

次から次へと移住組が帰ってきているならこうした離職者が次から次へと出てくるのか???

 

不思議です。

 

さて、高額な給料を得て、低所得税率で稼ぎ捲り、子供は将来、海外留学でも遅くは無いって考えるのもありでしょう。

 

でも、それは結局、いつか香港に戻って来ることが大前提です。

 

留学生から永住権、市民権というのはもう至難の業となりつつあります。

 

今の香港がすでに中国の地方都市化しているのが顕著だった事もあり、今の香港を見てもやっぱりパパはイギリス移住を選択したと思います。