中国への警告 | パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

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香港からロンドンへ移住し3年目!ロンドンでの生活などを中心に日々出来事を綴ります!

アメリカの中国への警告が日増しに高まっている。

 

トランプ大統領とポンペオ国務長官の動きが日々高まっていて、中国は流石に対応をどうするのか決めかねているような気がする。

 

1)トランプ大統領の中国とのデカップリング宣言

最も中国が危惧する、これだけはなんとかせねばと焦っている問題、それがこの経済デカップリング問題。

トランプ大統領はもうメディアに中国と経済的な結びつきを薄め、デカップリングしたとしても、その影響はメリットを下回り、問題ないと語ってしまった。

Trump raises prospect of ‘decoupling’ US economy from China

中共国、9500万人、そしてその後ろに次を順番待ちしている4億人を駆除しない限り世界は赤く染まるとして、その行動機会は今しかない、それがトランプが出した答え。

 

2)中国におけるアメリカ大使館及び領事館と職員らの活動制限

中国が国内にあるアメリカ大使館と領事館の活動や職員らの活動、行動制限をアメリカが中国にしたように同じように制限するとか言っています。

 

アメリカではこれまで彼らは自由に誰にでも接触してきて、スパイ行動やスパイ化させてきたわけで、一方で中国内でアメリカ大使館員らは同じような行動を例えしていたとしても、いったい何人の職員を派遣していたのか、桁が違う。

 

中国に置いているアメリカの外交官(職員)が最も多いのが香港です。

 

そしてその香港で同領事館の宿舎の売却が決定しています。表向き、業務に影響がないとしていますが、外交官という仕事の特殊性から現在の職員みな一般のマンションにパパみたいに住んでいることはなく、つまり、既にかなりの数が本国に帰国しているか、帰国準備に入っていることは明らかだと考えて支障は無いと思う。

 

3)台湾逃亡に失敗した香港人12人の処遇、人権侵害問題

ポンペオ国務長官だけではなく、イギリスでも閣僚が12人の釈放を求める声を挙げており、これまであまり大きな動きを見せていなかったこの問題が大きな人権問題化し始めています。昨日も彼らのご両親らが記者会見で何とかしてくれって香港政庁に求めていました。

U.S. 'deeply concerned' about Hong Kong activists held in China: Pompeo

なぜ香港政庁は全く動かないのか? ポンペオも言っていますが、香港政庁が中国に彼らを送還させ、香港でどの法律に接触し、どう判断されるのかを決めるべき問題。既に拘束されて3週間が過ぎています。

 

上記した1)2)の動きは、アメリカの対中政策として、確実に敵視政策としか思えない動きになりつつあり、欧州市場も失いつつ中国としては、経済構造を劇的に転換させないと支えきれなくなりかねません。

 

脱中国を鮮明にしたアメリカの動き、今後、噂される軍事的な動きがいつ実際に起こるのか、とても懸念されるポイントです。

 

誰かが言っていましたが、ベトナム戦争でも自国民に対し、あるシグナル(音楽)が放送されたらそれは脱出指示だと伝えていたそうなので、既に在中のアメリカ人にはそうした指示が出ているのかもしれません。

 

今、とりあえず中国への渡航はコロナが落ち着いてPCR検査を受ければ行きやすくなると言った記事が出ていますが、まだ様子見にした方が良いと思う。

 

コロナは大丈夫でも、他の要因で出国できないなんてことになったら大変です。

 

アメリカ大統領選を前後した時期は要警戒だと思います。

 

今既にいるパパみたいな人も身の振り方を事前に考えておいた方が流石にそろそろいい時期かもしれません。。。

 

どうしようかな。