中国包囲網が形成されてきたかな | パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

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香港からロンドンへ移住し3年目!ロンドンでの生活などを中心に日々出来事を綴ります!

アメリカが中国の航空会社のアメリカ乗り入れを6月16日以降、禁止とする発表がありました。

 

タイミングがタイミングなのでいろいろな憶測を呼んでいますが、そもそも中国がアメリカの航空会社のフライトを今、認めていないので、それへの報復と見てもおかしくはありません。

 

建前上は!

 

ファイブアイズが対中で一緒に行動を起こそうとしています。

 

イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドそしてアメリカ

 

これがその5カ国

 

イギリスは各国へ香港人の受け入れを一緒にやることを呼びかけており、メディアではアメリカ、カナダ、オーストラリアで既にそうした動きの報道が出始めています。

 

そしてイギリスのジョンソン首相は香港人300万人の受け入れと将来的な英国籍を与える可能性についても言明しました。

 

中英が香港返還で双方取り決めた覚書を反故にしたと言った言い合いにも発展しており、香港返還そのものの見直しすらあり得ると言った声まで聞こえています。

 

戦後レジームがここに来て大きく変容しようとしているかのような動きです。

 

中国は大国ですが、李克强が言うように半数近くが月15000円程度の所得しかない国が、欧米相手にマジな取っ組み合いを始める準備を始めたわけです。

 

もちろんキーボードを握るのはロシア。

 

ロシアは風見鶏ですから、まずはお金に靡いて中国支持となるでしょうが、形勢振りが顕著になればすぐに寝返るはずです。

 

中国がどこまで耐え切れるのか、戦前の日本のような雲域になってきたのかもしれません。