来季も焦点はピレリタイヤ? | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

こんばんは、しゅんじです。

まだ、完全に契約は交わしていないものの、事実上、
来季もタイヤサプライヤーを務めるのはピレリしか考えられない状況です。

そして、ピレリも現況を踏まえ、来季に向けて準備を進めているようです。

来年は何度も繰り返してきたようにV6ターボエンジンに移行する
大きなレギュレーション変更が発生するシーズンですが、
大きなチャレンジに挑むのはエンジンだけではないようです。

エンジン特性が変更された結果、現行エンジンに比べて、
タイヤへの伝達トルクがかなり大きくなるというデータが得られているらしく、
リアタイヤの幅広化を要望するチームもあったと伝えられています。

巷に流れている噂によると、この要望を出したのはメルセデスだという事で、
彼らは新型エンジンの開発に少なくとも現時点では成功しているようです。

というのも、他のルノーやフェラーリ勢は、
むしろ現行の幅を維持して欲しいと願っていると伝えられています。

このあたりも、駆け引きですね。

一方は、トルクが出せるエンジンを開発し、その能力をフルに活かすために
タイヤをワイド化して路面への伝達トルクを最大化しようと考えてそうです。

もう一方は、現行同等程度のトルクを発生するエンジンになりそうな事と、
ライバルのエンジンの能力をフルに使わせないために
現行の幅のタイヤを希望している、という事のようにも見受けられます。

実際は、タイヤ変更に伴い、ギアボックスのデザイン見直しが必要になるが、
その検討の時間がもうないという様な話もあるようですので、
一概にエンジントルクだけの議論にはならないようですが。

そして、最終的には、
現行同等の幅のタイヤが採用されるようになったと伝えられています。

個人的に心配するのは、
仮に本当にメルセデス・エンジンが大トルクを発生するとして、
現行幅のタイヤでトルクを受け切れなかった場合、
タイヤはどうなってしまうのか?という事です。

最悪、来季の注目もピレリタイヤに集まってしまっているかもしれません。


今日もF1を楽しみましょう!

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