FIAはメダルシステムを認めない? | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

バーニー・エクレストンが打ち出した現在のチャンピオンシップ・ポイントに替わるアイデアのメダルシステム。

ドライバーズ選手権は現在、各レースの上位8人に付与されたポイントの合計で争われる。
優勝から8位に与えられるポイントは、それぞれ10,8,6,5,4,3,2,1ポイントである。

各順位のポイント差が少ないのをエクレストンは問題視しており、
この結果、リスクを取ってまで上位を狙うドライバーが少なくなるとの指摘をしている。

そのエクレストンが提案したメダルシステムは優勝、2位、3位にそれぞれ金、銀、銅メダルを与え、
その枚数でチャンピオンシップを争うというものである。

この案は今後FIAの承認を得るために、
来月に行われる世界モータースポーツ評議会に議題として提出されると見られている。

しかし、自信を見せるエクレストンとは対称的にFIAでは従来のポイントシステムが支持されるとの見方が強い。

AUTOSPORT WEBが伝えているUCLの経済学部長、ステファン・ハック教授の指摘を紹介しよう。
彼は考えられる2つの問題点を挙げている。

「第一に、各チームやドライバーが、よりリスクの高い戦略を選ばなくてはならないということで、クラッシュが増え、メカニカルトラブルやエンジントラブルが増えるため、コストが上昇するだろう。」

「第二に、チャンピオンが、シーズンの3分の2くらいで簡単に決定してしまうことだ。2004年だったら、半分と少しで決まっていただろう。」
という、ごもっともな意見である。

特に、第二の問題に挙げられている点に注目する必要がありそうだ。

現行のポイントシステムはミハエル・シューマッハが勝ちまくっていた際に、
優勝10点、2位6点のポイントシステムではチャンピオンが早く決まり過ぎるとして、
優勝と2位のポイント差を是正する(2ポイント差に変更)ために導入されている。

要は以前は、優勝者にポイントが与えられ過ぎと批判されていた訳だ。

以前と逆の議論をしているだけにも見える今回のメダルシステムだが、
大勝ちするドライバーが現れると非難されるのは必至!?


今日も一緒にF1を楽しみましょう!