現時点で2009年のドライバーラインナップを発表していないトロ・ロッソ。
現在のエースドライバー、セバスチャン・ベッテルは兄チームのレッドブルへの移籍が決定しているため、
少なくとも一つのシートは確実に空く。
さらに、今シーズンのもう一人のレースドライバーであるセバスチャン・ブルデーの残留については
グレーなままなため、場合によっては2人総入れ替えの可能性もあるチームである。
日本人の期待、佐藤琢磨が9月18日にテストドライブを実施し、来季加入の可能性もあるため、
その意味でも注目すべきチームである。
そのドライバー候補は、琢磨、ブルデーに加えて、今季GP2シリーズ2位のブルーノ・セナ、
現レッドブル・テストドライバーのセバスチャン・ブエミとなっている。
特に、ブエミに関しては、以前から加入の可能性が高いと報じられている。
今回それを裏付ける噂として、イギリスF3チャンピオンのスペイン人、ハイメ・アルグエルスアリが
新たなレッドブルのテストドライバーに就任する予定であるとF1-Live.comは報じている。
すなわち、これはブエミがF1に昇格するため、その後任を決めたという訳である。
そうなると、琢磨はかなり厳しい状況に立たされる。
というのも、彼のシート争奪戦のライバル達は、
このところパフォーマンスが飛躍的にアップし、チームに猛アピール中のブルデーと、
チームの共同オーナーのゲルハルト・ベルガーから、その才能を高く評価されているブルーノだからだ。
唯一のチャンスは、以前ベルガーが語っていた
”ドライバーは若手とベテランの組み合わせがいい”という発言に期待するということである。
個人的には、チームの評価としても高い(今年初優勝も遂げた)トロ・ロッソでの琢磨の走りを見たいと思うが、
状況はそれほど簡単ではなさそうだ。
それでも、期待せずにはいられない・・・
今日も一緒にF1を楽しみましょう!