FIAのマックス・モズレー会長とF1参戦チームを代表する
FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼモーロとジョン・ハウエットが10月21日に会合に出席し、
2009年以降のコスト削減案に関して話し合いを行ったようだ。
大きな方向感としては、”大幅なコスト削減”を行うことで合意したという。
その詳細について、漏れ聞こえてくる内容を整理すると下記の通りになるようだ。
2009年から導入開始を目指す項目として、
・エンジンライフを現行の2レース1エンジンから、3レース1エンジンに延長
・カスタマーエンジンは、25基をセットとして、
1シーズンあたり1000万ユーロ(約12億円)以下で自動車メーカーがプライベートチームに提供することが可能
また、将来的なアイテムとして、
・カスタマーカーの使用許可
・KERS(運動エネルギー回収システム)技術のスタンダード化
が、検討されているようだ。
ただし、KERSの標準化に関しては、モズレーの意見とは食い違いが存在するようだ。
AUTOSPORT WEBによると、
「道路輸送におけるある最大の問題、つまりエネルギー効率に直接関係する新たな技術を標準化し、一方でF1の空力などといった全く関係のないエリアにおいて開発を続けるというのは、合理的ではない。KERSのような技術や、排出エネルギーおよび熱の再生および再利用は、将来F1においてパフォーマンスを差別化するものとなるべきである。超高速用エンジンやF1に特化したエアロダイナミクスなどのような、古く無用な技術よりもね。」
と、モズレーは語ったと伝えている。
自動車レースよりも、社会に還元する実験室としてのF1を優先しているということなのだろうか?
環境、燃費対応も非常に重要なテーマであることに全く異論はないが、
F1の位置付けはもう少し慎重に判断してもらいたいという自分の思いは変わらない。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!