フェラーリがついにトラフィックライトシステムの継続使用を断念して、
よりトラディショナルなロリポップによるピットアウト指示に戻すことを決断したようだ。
F1で唯一フェラーリのみが採用し、他チームが誰も真似しないこのシステムは、
ピットインした際に、ドライバーの目の前に配置されたシグナルライトで
ピットアウトのタイミングを伝えるというシステムである。
作業中はシグナルがレッドとなっており、準備が完了すればグリーンライトが灯る。
グリーンライトは給油ノズルと連動して点灯させることも可能だし、手動で切り替えることも可能なようだ。
シンガポールGPでフェリペ・マッサが悪夢の給油ホース引きずり事件を起こした原因は、
この手動による切り替えで、人為ミスにより、間違ったタイミングでグリーンライトを点灯してしまったためだという。
チームはチャンピオンシップを争う大事な場面で、不必要なミスが再発することを防止するために、
システムを断念したという事らしい。
ただ、ロリポップに戻したところで、ロリポップマンが誤ってロリポップを上げてしまうこともある。
しかし、ロリポップの場合は、すぐにドライバーの眼前に再びロリポップが下ろされるため、
ドライバーが踏み止まりやすい仕掛けであるのは確かだ。
残り3戦、白熱のチャンピオン争いが、つまらないピットトラブルで台無しになることだけは避けてもらって、
ファンはドライバー同士のバトルを楽しみたいところだ。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!