前戦シンガポールGPで、ドライバーズタイトル争いに大きな転機が訪れた。
ランキング2位のフェリペ・マッサがノーポイントに終わる一方、トップのルイス・ハミルトンが3位を獲得したことで、
残り3戦でその差が7ポイントとなった。
すなわち、マッサが3連勝しても、ハミルトンが2位を続ければチャンピオンになれないということだ。
これにより、流れは大きくハミルトンに傾いたと言える。
ただし、彼の昨年終盤の失速を考えれば、油断はできないところではある。
しかし、今年のハミルトンは昨年の失敗を糧に成長していると考えたいところだ。
事実、シンガポールを3位で終えた後、満足そうな表情を見せたハミルトンは、
「あれ以上の結果を求めるのは本当に無理だった。どんな動きでもポイントを捨てるようなリスクを取ることはしたくなかったんだ。」
と語ったと、F1Live.comは伝えている。
1ポイントすら無駄にできないと考えている姿勢が垣間見える。
この考えを裏付けるように、シーズン前半は出入りの激しかったハミルトンだが、
母国優勝を遂げたイギリスGP以降、誰よりも一貫性のある走りを見せてるのは事実だ。
獲得ポイントで見ると、ハミルトンが46ポイントであるのに対し、ライバルのフェラーリ勢では、
フェリペ・マッサが29ポイント、キミ・ライコネンが14ポイントとその差は歴然だ。
(参考までにシーズン前半を沸かせたロバート・クビサは18ポイント獲得と、こちらも失速だ。)
ただ、懸念がない訳ではない。
事故にこそなっていないものの、ライバル達が問題視するオーバーテイク時の彼のアグレッシブ過ぎる動作だ。
後方から追い上げざるを得なくなった時のリスクが高いとも言えるのだ。
まぁ、順当に行けば、そんな状況にはならないのだろうが、果たしてどうなる事やら。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!