2008年F1第10戦ドイツGP決勝。
今季初めて連勝を達成したのは、金曜日から速さを魅せ続けたルイス・ハミルトンだった。
スタートでは、上位陣に大きな変化はないものの、ロバート・クビサが7番グリッドから4位に躍進する好スタート。
オープニングラップで6位に浮上したフェルナンド・アロンソは、5位のヤルノ・トゥルーリにアタックするも攻めすぎ、
逆に7位のキミ・ライコネンに交わされてしまう。
このところ、アロンソのこのような強引なアクション(そして、ロスする・・・)が目立つ。
その後、先頭のハミルトンはファステストを連発しながら、2位のフェリペ・マッサとの差をどんどん広げる。
17周目のハミルトンのピットインを皮切りに、上位陣は続々タイヤ交換、給油に向かう。
ここでは、第1スティントをソフトタイヤで走行したクビサのペースを見て、ハードからソフトへの乗り換えが目立つ。
やや遅れてピット作業を終えたライコネンが、既にピットを済ませていたトゥルーリの前に出て5位へ。
中盤戦は、上位陣に大きな動きがないまま淡々と進んでいたが、
36周目の最終コーナーでティモ・グロックがウォールに激しくヒットするクラッシュを喫する。
原因は、右リアのサスペンション・アームが突然、折損した事によるものだ。
これで、ペースカーが導入され、レースはフィニッシュに向けて動き始める。
ピットレーンオープンで12台のマシンが一気に流れ込む中、
トップのハミルトン、ニック・ハイドフェルド、ネルソン・ピケJr.といった面々がコースに留まる選択。
このセーフティカーで割を食ったのはライコネンで、ピット作業をマッサに待たされたこともあり12位まで後退。
その後、オーバーテイクを繰り返して、6位まで戻すのがやっとだった。
トップのハミルトンにも試練が襲う。
ペースカーラン中にステイしたことで、次回給油に向けて2位マッサとの差を広げなければならなくなった。
チームからの指示は、わずか7周で23秒差をつけろというもの!
結局、この差を確保できずにピット作業を行ったハミルトンは、
ニック・ハイドフェルド、ピケJr.、マッサ、チームメイトのヘイキ・コバライネンに続く5位でコース復帰。
ここで、ハイドフェルドがファステスト・ラップを記録する走りを魅せ、予選での汚名を返上する。
ハイドフェルドは最後のピット後、ハミルトンを先行させたコバライネンの前に復帰。
レース終盤は、ハミルトンのオーバーテイクショーを見ることとなった。
52周目のターン6でチームメイトからポジションを奪うと、57周目のターン6でマッサを強引にパス、
そして1ストップ作戦が判明したピケJr.を60周目のターン6でやっぱり強引にパスしてトップを奪い返す。
レースはそのままチェッカーを迎え、ハミルトンがメルセデス地元でチームに勝利をもたらした。
以下、初表彰台のピケJr.、マッサ、
ハイドフェルド、コバライネン、ライコネン、クビサ、セバスチャン・ベッテルのトップ8。
この週末は、壊滅的なフェラーリと対称的に、マクラーレンの圧倒的なパフォーマンスが輝いた。
ここからシーズンの流れは、どう変化していくのだろうか?
今日も一緒にF1を楽しみましょう!