2008年F1第7戦カナダGP決勝。
雨こそ降らなかったものの予想通り荒れた展開となった70周のレースを制したのは
ともに初優勝となるロバート・クビサとBMWザウバーのパッケージだった!
天候は晴れ、ただし、路面コンディションは前日の予選でダメージを受けた1,2,10コーナーを仮補修したものの
予断を許さない状態である。
まず、スタートでは、ほぼ予選順位を保って1コーナーへ突入。
ここからはポール・スタートのルイス・ハミルトンがファステストを更新しながら、後続を突き放すペースで、
2位のクビサ、3位のキミ・ライコネンを引き離しに掛かる。
しかし、ペースを取り戻したライコネンは、ハミルトンのファステストを更新し、クビサに迫る。
ところが18周目、エイドリアン・スーティルのストップが原因でセーフティカー導入。
これがピットインのタイミングに近かったため、Q3進出者のほとんどが同時にピットへ。
ここで大きなドラマが待っていた。
ピットレーン出口の赤信号で、素早くピット作業を終えたクビサとライコネンが信号待ちをしていたところ、
あろうことか、ハミルトンが気づかずにライコネンに衝突、同様にニコ・ロズベルグがハミルトンに衝突。
これで、ランキングのトップ2であり、このレースでも優勝を争うと思われた2人がリタイヤすることになった。
セーフティカー明けは、ピットに戻らなかったニック・ハイドフェルド、ルーベンス・バリチェロ、中嶋一貴がトップ3。
ハイドフェルドがピットに戻ると、一貴が2位を走行することとなり、表彰台の可能性も感じさせられた。
結局は、ヘアピンでのジェンソン・バトンとの接触が原因でリタイヤしたが、今後を期待させる走りではあった。
レースの焦点は、2ストップ作戦のクビサと1ストップのハイドフェルドの一騎打ち。
こちらは2ストップのクビサがトップを奪って、そのまま悲願のチェッカー!
BMWザウバーは、今年の目標であった初優勝を1-2フィニッシュという最高の結果で達成した。
以下、久々の表彰台のデビッド・クルサード、初入賞のティモ・グロック、
給油のトラブルから追い上げを魅せたフェリペ・マッサ、ヤルノ・トゥルーリ、
一時トップも走ったルーベンス・バリチェロ、セバスチャン・ベッテルのトップ8となった。
チーム設立当初から確実に目標を達成し続けるBMWザウバーは本当にすごい!
今日も一緒にF1を楽しみましょう!