かつて4度のワールド・チャンピオンに輝いたアラン・プロストが再びF1に戻ってくるかもしれない。
プロストは、セックス・スキャンダルにより退任が求められるかもしれないマックス・モズレーの後任候補として、
自身の名前を挙げたという。
今さら語る必要もないかもしれないが、一応、プロストについて紹介しておこう。
1980年にマクラーレンからデビューしたドライバーで、
冷静にレース全体、あるいはシーズン全体を見通した戦略で走るその姿から”プロフェッサー”のあだ名を持つ。
生涯で200戦に出走し、優勝51回、ポール・ポジション33回、ファステスト・ラップ41回、
1985年、1986年、1989年、1993年のワールド・チャンピオン。
1993年シーズン終了後に現役を引退し、1997年にリジェを買収してプロスト・グランプリ設立。
2001年シーズンをもって、資金難により撤退。
有名な1989年の鈴鹿のシケインでアイルトン・セナと絡んでリタイヤした際に、
自チームのピットに帰るよりも先に、
コントロールタワーに駆け上がるなど、多分に政治的なドライバーとも見られていた人物である。
そのプロストが、
「彼らがそうするのであれば、私はFIAのスポーツ(面)を支援することを検討するだろう。」
と、現在統合されているFIAのモータースポーツ部門と一般自動車部門の分割を条件に
モズレーの後任を視野に入れていると語っている。
「FIAが何たるかは分かっているし、世界モータースポーツ評議会やF1委員会についても知っている。」
「競技面だけであれば、私の仕事が見えてくるだろう。」
というプロスト。
個人的には、惨敗に終わったチーム・オーナーの仕事よりは向いていると思うが、どうなるだろう?
今日も一緒にF1を楽しみましょう!