2008年F1第6戦モナコGP決勝。
前日の予選は何とか晴れのセッションで終えられたものの、
雨で始まり大荒れとなった決勝を制したのは、やっぱり本命のルイス・ハミルトンだった。
レースはスタート前から波乱の予感。
まず、フォーメーションラップでヘイキ・コバライネンがエンジンストールし、ピットスタートとなってしまう。
そして、スタート。
ポールのフェリペ・マッサが無難なスタートを見せそのまま1コーナーへ。
チームメイトのキミ・ライコネンは逆にスタートで失敗し、ハミルトンに2位の座を明け渡す。
しかし、ハミルトンは5周目のタバコ屋コーナーでウォールにヒットし、右リアタイヤを痛めて緊急ピットイン。
意外とロスは少なく5位で復帰すると、デビッド・クルサードとセバスチャン・ブルデーのクラッシュによる
セーフティカーが入り、上位との差を詰めることに成功。
その後も各車ミスのオンパレード。
ライコネンは14周目にスタート前のタイヤ装着作業の遅れによるドライブスルーペナルティを消化。
16周目の1コーナーでマッサがオーバーランし、代わってトップに立ったのはロバート・クビサ。
27周目に今度はライコネンが、マッサ同様1コーナーでコースオフ、ノーズを痛めてピットへ。
中盤は路面がドライに移りゆく中、どこでタイヤを交換するかにも注目が集まる。
最初にギャンブルに出たルノー勢を筆頭に続々とドライタイヤに変えるマシンがいる中で、
雨を予想するフェラーリの2台はインターミディエイトで引っ張る作戦。
しかし、結果的にはこれが失敗し、2度目のピットストップを終えて、マッサはクビサの後ろで3位。
そして、ライコネンはフォース・インディアのエイドリアン・スーティルに先行され、5位となっていた。
レース終盤、ニコ・ロズベルグがプールサイドで激しくクラッシュし、再びセーフティカーが導入。
リスタート後のトンネル出口で最後の事件が起こった!
ライコネンがブレーキングで姿勢を乱し、コントロール不能のままスーティルのリアエンドに激突!
自身のポイント獲得はもちろん、スーティルの自身最高位4位とフォース・インディアの初ポイントの夢を奪った。
以後は平和にレースが進み、2時間ルールの適用により、76周を終えた時点でチェッカー。
ハミルトンが序盤のミスを帳消しにする勝利で、クビサ、マッサが表彰台を獲得。
以下、マーク・ウェバー、セバスチャン・ベッテル、ルーベンス・バリチェロ、中嶋一貴、コバライネンのトップ8。
ミスせずに走ったのはクビサくらいなんじゃないかという荒れたレースでした。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!