昨シーズン、ドラマティックな展開で初のワールド・チャンピオンに輝いたキミ・ライコネン。
去年は序盤のつまずきもあり、大変厳しいシーズンの末、栄冠を手にしたわけだが、
今シーズンは、もう少し楽な展開に持ち込めるのかもしれない。
2008年シーズンも序盤の5戦を終え、
ここまでを振り返って、ライコネンがほぼ完璧なシーズンを送っていると見るのは、
1982年に自身もチャンピオンに輝いた同郷の先輩ケケ・ロズベルグである。
「キミにとっては、すべてが計画通りに運んでいる。」
と、ここまでの戦いを分析している。
しかし、トルコGPを終えてのライコネンのリザルトは意見の分かれるところかもしれない。
チャンピオンシップでは2位フェリペ・マッサに7ポイント差をつけ、トップに君臨しているものの、
5戦のうちマッサに予選で4度敗れ、2勝を奪われているからだ。
「キミは、あらゆるレースに勝つというわけではない。」
「チャンピオンというものは悪い時もポイントを獲得し、いい時には優勝する、そういうものだ。」
と、ロズベルグは指摘する。
序盤戦はマッサの得意なコースが続いただけとの見方もできる。
オーストラリア、マレーシア、バーレーン、スペイン、トルコのうち、トラブルに見舞われたオーストラリアを除いて
すべて昨年マッサがポールを獲得したサーキットである。
また、ライコネンは比較的重めの第1スティントを選択する傾向にあるのも事実。
結局のところ、ロズベルグの意見が正しいがどうかは、もう少しシーズンが進んでみないと分からなさそうだ。
ちなみに、ロズベルグがチャンピオンを獲得した時は、わずか1勝を挙げたのみで、
ポイントをかき集めることでシーズンを制している。
”悪い時もポイントを獲得”の言葉の重みが分かるというものだ。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!