日本人初の2世F1ドライバーとして、
遂に2008年シーズン、ウィリアムズからフルエントリーを果たす中嶋一貴。
昨年最終戦、ブラジルGPでグランプリデビューは経験済みだが、
1戦限りのスポット参戦と1年を通しての戦いでは自然と取り組み方も違ってくるだろう。
今年の新車FW30は、開幕前のテストで好調さをアピールしており、
トップ2直後のポジションを狙えるとも言われている。
それだけに、デビューイヤーとはいえ一貴に掛かる期待も自然と大きくなる。
そんな周囲の期待に対し、一貴自身も、
「冬の間のテストはポジティブでした。クルマ自体、前に進んでいる。開幕をいい形で迎えられるので、あとは自分自身がしっかりするだけ。しっかりチャンスをつかんで、毎戦ポイント獲得することを目標にやりたいです。」
と、今年の抱負を語っている。
実際、テストでトップタイムをマークするなど、確実にポテンシャルを発揮しつつあるようだ。
パトリック・ヘッドも一貴を高く評価しており、次のようにコメントしている。
「カズキは特に予選シミュレーションでニュータイヤを履いた1発の速さを着実に増している。われわれはニコにリードドライバーになってもらいたいと期待しているが、カズキは実力を見せつけることになるだろう。」
一方で、一貴は、
「体力、技術的な課題はあるけど、ある程度のレベルには達していると思います。」「課題はまだ多くあるけど、1レース目から完璧にできるわけではないので、徐々に上げていきたいです」
と、自分の課題を認識しつつ、真摯にその課題に取り組む姿勢を見せている。
まずは、親父のルーキーシーズンの成績を上回ることを目標に頑張ってもらいたい。
(とはいえ、親父の成績もかなり良かったのだが...)
今日も一緒にF1を楽しみましょう!