1980年代から1990年代前半に活躍し、
F1通算51勝を挙げ、4回のワールド・チャンピオンに輝いたアラン・プロスト。
プロフェッサーと呼ばれ、技術に精通するとともに、レースマネジメントにも長けていた彼は
現代のF1に対して、あまり良い印象は持っていないようだ。
「私の時代には、ドライバーはもっと重要な存在だった。」
と語るプロスト。
「今のドライバーたちは1周目から最後の周まで、ただできるだけ速く走ればいいと思っている。クルマは速くなったが、ドライバーは頭を使っていないし、高度な戦術や戦略もない。そして、ドライバーとエンジニアの共同作業も少なくなった。」
かつてプロストが重要視していた項目は、現代ではそれほど重要ではないということだ。
「(現代のF1は)私が好きなF1とは別ものだ」
と、非常に残念がっている言葉が印象的である。
確かに、今のF1はテクノロジーの進化で、ある一定以上の水準であれば、
昔に比べてドライバーはそれほど重要な要素ではないかもしれない。
一方で、ドライバーには、
その時代、時代にあったドライビングスタイルを求められていることも事実である。
(昔のドライバーを今のマシンに2時間乗せたくても、人によっては体力が保たないのでは?)
結局、何をもって、F1のエンターテイメント性、ドライビングの興奮やレースの感動を
ファンにアピールするかだろう。
個人的には、ドライバーの重要度が高く、人間臭さがレーススタイルに表れる
昔の方が良いと思うのだが、それは年のせいなのだろうか...
今日も一緒にF1を楽しみましょう!